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【必死の中で生きる向こう側】

行き交う阪急電車

中津駅を行き交う沢山の
阪急電車を病院の窓から眺めてると
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もう僕は、こんな体になった以上
「社会のレールには戻れないのか」
となんだか寂しい気持ちになる

当たり前という安心感

あの電車に乗って通勤や通学をして
社会の歯車の一部として生きる安心感
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当たり前のことだけど
本当に多くの人にとって
大切な当たり前なんだと
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当たり前に戻ることも
ままならなくなって
初めて気付くこともある。

沢山の人生

社会の一部として
数分に一度行き交う
何十編成もの阪急電車を
見られる中津駅を眺めてると
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どの車両も沢山の人で
埋め尽くされている
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そう、これだけたくさんの人達の
人生が絡み合うことで
この世の中は成り立ってるんだって。

みんな大切なひと

世の中に無駄な人なんていない
無駄な人生なんてない
みんな生きることに悩み苦しみながら
前向きに頑張って生きている
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愛する家族のため
自らの夢のため
今日も必死に生きている

自分にしかできないこと

僕は、そんな歯車に乗ることも
ままならなくなったけど
僕には僕にしかできないことがある
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今の立場だからこそ伝えられること
特別なのかもしれないし
別に特別ではないのかもしれない
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僕の運命はたまたまこっちへ転んだけど
そこにはきっと何かの使命があるんだと

何をしていくべきか

今の立場でできること
この状況だからやるべきこと
大好きなカメラの仕事や
ライティングの仕事。
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大好きな妻のカフェを応援すること。
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看護師になりたい長女の夢を見届けること。
長男と次女の成長を見届けること。
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身近な目標を掲げても沢山ある。

必死と生きる意味

必死という言葉は
生きてる人全員に当てはまる
みんな必死に生きてる
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生きる意味を見出せる最大の方法は
誰かのために生きること
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それが自分の夢ならば
本当に素晴らしいと思う
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行き交う列車を眺めながら
ふと感じたことでした。

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