なんでお店やろうと思ったの?
こんばんは!
豆腐メンタル店主です!
お店オープン当初、結構な割合で聞かれた『なんでお店やろうと思ったの?』をまとめて置こうと思います。
暇つぶしにでも読んでね(´・∀・`)
小さい時の夢って覚えてるだろうか?
可愛げのなかった店主当時5歳は幼稚園のお誕生日カードにかかれる将来の夢を先生に聴かれる時…特になんも思いつかねーなぁーと先月お誕生日だった子の夢をパクろうと思った。
セーラームーンになりたい…好きだけどあれはアニメだから無理。
お花屋さんになりたい…これは、母も好きだし良いのでは?と安易に『お花屋さんになりたい』と言ったのだけは覚えている。
特にお花が好きな訳でもないのに、持っとけば周りの大人が可愛がってくれると思っていたのだ。なんとも可愛くない。
サンタも仮面ライダーもセーラームーンも信じてない…現実主義者の幼稚園児だった。
将来の方向性が具体的になってくる中学1年生(13)のときだった。
ご存知の通り、店主…動物が好きで…なれるんなら獣医さんになりたいと思っていた矢先…母親に『6年もある大学に通わせられない』と言われたのだ。
うちは年子で兄のほうがめちゃくちゃ出来がよく…さらに7個下に弟が居たのだ。子供ながらにあぁーそうだよねーと思い諦めた。
今だったらもっと奨学金とか調べてどうにかしてやろうと思うんだけど、当時うちにはパソコンもなくて情報源は図書館か先生かテレビか親。
その親に無理って言われたらやめとこ、女だしと。
田舎あるある。
そんな感じで適当に勉強して就職するんだろうなーと思っていた中学時代から、美術の授業と読書にハマりだした。
友達の影響が大きくて、音楽を聞くようになったりアニメの話をするようになったのもその辺。
5個上の従姉妹が美大に行ったんだけど、その子は小さい頃から絵が上手いしずっと描いてた。
その子ですら大変なのに絵を仕事にするのは無理そうだと、こちらは仕事にする事を全く考えず…無駄にタイピングゲームをする日々だった(ワープロ)
そんな厨二病真っ盛りの頃、テレビでクープドモンド(洋菓子の世界大会)見て…ケーキ屋なら美術っぽいことも出来て食いっぱぐれないのでは??と思い始めた。
この頃からコーヒーはブラック派。
すでに酒クズの片鱗がちらほら見えてきた頃でもあった。
生クリームは苦手で、フルーツも食べれないものが多く、友達にはなんで??って言われたが、食べたいんじゃなくて『細工菓子』が作りたいからと言っていた。
そしてその頃出てきたのが『漫画喫茶』!
ネカフェではなく漫画喫茶!!
しかし実家は田舎すぎて漫画喫茶なんて洒落たものは近所になく…オタクな私の憧れとなる。
そして中三の三者面談。
夢がなさ過ぎると親とか先生になんかガッカリされるし、突拍子も無いことを言うと真面目に考えろと言われる。
そこそこ夢があって好きなとこで老後もやって行けそうなのが良いな…
『なんかお菓子とか出して、漫画喫茶みたいなお店がやりたいです』
※当時はブックカフェなんて洒落たものは知らなかった
これが今のお店のほんとーーーーーに元の考えでした。
その14年後に出来たのが今のお店っていう。
チャンチャン