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不幸なのは自分だけじゃないって頭では分かっているけど
令和の米騒動、お義母さんのおかげでなんとか新米の時期まで乗り切れそうです
実母ではないところがね、渾身の超サムいギャグって感じがする
・・・
お義母さんはあまり多くを語らない方だ
「お米をあげる。」と連絡をくれて、仕事で行けない旦那さんのかわりに私が旦那さんの実家へ行く
家に行く前に連絡を入れたり、差し入れのケーキを買ったりして
旦那さんのさしがねってこと120%バレバレ
そんなこと触れずに、一緒にケーキを食べてくれたり、身の上話のことをしてくれた
性格なのか特性なのかよく分からないけど、私は口からとっさに出した言葉で他人をグサリと傷つけ、そのうえ相手を傷つけたことが分からない人だ
そのような人がお義母さんからいろいろ聞かれてポロッとダメなことを発言して、そのまま無心で帰っていったら、とんでもねえ嫁だと思われてしまう
終始、無言になってしまう場面になってしまったり、お義母さんに話題があまり振れなかったなと反省したが、どうもそれは普通のことらしい
旦那さんの両親は、私たち子どものことまで考えてくれる方たちだ
「親って子どもにこういうことをしてくれるんだ。」と言う経験を、無意識的に私にさせてくれている
私からすれば、おばあちゃんにこんなことしてもらってたなという記憶が朧気に蘇る
そんな素敵な義両親と、実母のようにうまくいかなくなってしまうのは個人的にしんどいなと思う
一度に話しすぎて何だこいつと思われるより、合間を様子見して、何回も会うことでもっと親睦を深めることができると旦那さんが言ってくれた
義両親とは、そうなっていけたらいいなと思った
・・・
様々な価値観を持ったいろんな人がいるなかで、どのような言葉を選び、どのような立ち回りをして、どこまで攻め入るか、見極めるのは本当に難しい
少しは自分の親からその距離感というものを学びたかったけど、子どもの自分と仲良し姉妹みたいな距離感か、無関心に突き放す距離感しかなかったので、更に難しいものとなった
もっと親から学べることはあったはずだと、そんな気がしてならない
・・・
義両親との距離を詰めて行けば行くほど、自分の親との違いが分かって、違いによる差から自分の中に歪みがうまれてくる
不幸なのは自分だけじゃないって頭では分かっているけど、心に淀んだ闇の中では自分だけが一番の不幸に感じてしまう
なぜ私は、自分が良ければそれで良い勝手な母親と、自我も愛もなさそうな父親から産まれ堕ちたんだろう?
子どもがいれば世間体に張る見栄ができるから、良かったのかな
そんなことを上澄み程度に考えた
私は子どもを望んでいない
私が子どもの頃に少なくとも不幸だったからだ
こんな想いは未来を託す子どもにさせる必要はない
初めて結婚を前提にお付き合いした人がいたときから、自然と望まなかった
自分だけが良い思いがしたいって理由で子どもは望まない
今まで直感で思っていた子どもを望まないという気持ちは、ここ最近の気持ちの整頓によって確信めいたものとなっている
ねえ、特に話したりとかしてないけど、
もしかして孫の期待とかしてたりする?
オワリ