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カタルーニャ探訪・ダリの故郷フィゲラス

わざわざ日本から行くところではないけれど紹介したいバルセロナ近郊の町。

今回は、バルセロナから北に約120km、Figueras(フィゲラス)という町に行ってきました。

本当はフランス観光をする予定でしたが、いろいろあってこちらに。何もせずに帰るのは悔しいので、全く興味がなかったダリ劇場美術館(Teatre-Museu Dalí) に行くことにしました。


フィゲラスに到着

スペイン国境沿いの町La Jonqueraという小さな村からバスに乗ってフィゲラスに来ました。バスターミナルの近くには駅と公園があります。

フィゲラス駅
駅前の公園

アラブ系や黒人の方が多く、少し治安がよくない雰囲気でした。マリファナのにおいもしていたので気をつけてください。

ダリ美術館はここから歩いて15〜20分くらいでいけます。

お昼ごはん

途中、お腹が空いていたのでとりあえず腹ごしらえ。正直どこでもよかったので適当なお店にしました。

ビールがしみた
外国あるある味なしパスタ
塩加減は自分で調整
デザートはティラミス
普通にうまい

総合評価、普通!でもお腹を満たせたのでそれでいいです。ごちそうさま!

町を散策

お店を出て美術館に向かいます。

レイノール広場にダリいた!
観光客がたくさんいました
お店も意外とたくさんある
リサイクルボックス
これはいいアイディア!バルセロナにも欲しいな
またダリ!
美術館に到着しました

チケットは事前購入がおすすめです。この日は金曜日だったのであまりお客さんはいませんでしたが、土日はかなり混むと係員の方が言っていました。入場料は20ユーロくらいでした。高い……

ダリ劇場美術館

と思ったんですが、入って納得!ダリのこだわりがたくさん詰め込まれた美術館でした。「ダリ=奇抜」みたいなイメージしかありませんでしたが、本当は超繊細さんだったんじゃないのかな〜なんて作品を見て思いました。しかも絵画以外にも彫刻やデザイン、パフォーマンスなど幅広く芸術に携わっていた人だったんですね!

まずパティオを通って奥の建物に行きます
このパティオ見るとこありすぎてなかなか進めない。
こんなにお客さんを楽しませてくれる美術館ある?!
本当素敵〜!
車の中には謎の人たちがいました

コインを入れると雨が降る仕掛けになっているそうですが、コインを入れるところが見つかりませんでした。もうやってないのかな。

ホールに入ると圧巻!どこを見ればいいかわからない。カメラに収まりきらない舞台背景画。目の前のリンカーンには奥さんガラの姿が!ダリは生涯奥さんを大切にしていたことで有名なのでキュンキュン!
後で知ったのですが、部屋の中央はダリのお墓があるそう。上ばかり見てて普通に踏んでいたかも!ごめん。

これは砂を使ってて描かれてた
地味にこの手の絵が好き笑
これとか最高笑
展示にはいろいろな仕掛けがありました
これは穴を覗くと謎のベッドルーム

写真に収められませんでしたが、おもしろい仕掛けばかりでアートに興味がない人も楽しめる美術館です。

こっからの角度も意外と好きなんだけど
階段を登ると
女優メイ・ウエストのお顔になってます
けっこうな豚鼻にされてますよ…!
蟻さんがてくてく
シュールレアリスムまじ好き
馬跳びしとる!かわゆ!
ダリって本当多彩
そしてきっとかなりのこだわりをもってこの美術館作ってる
ぶっちゃけ気持ち悪いデザインも多め
この石シリーズめちゃくちゃ好き!
窓を覗いても楽しませてくれるよ〜
写実的な絵と漫画みたいな絵の組み合わせ大好き

個人的には、ドン・キホーテをテーマにした作品が超ーーー素敵でしたが、撮影できませんでした。

この組み合わせ、なぜ!
この外観もダリのデザイン

結論、ダリの魅力発見しまくりの美術館でした。
本当に来て良かっです!バルセロナに観光に来る予定の方がいたら、こちらまで足を伸ばしてもいいかもしれません。(残念ながらここ以外はたいして見どころはありませんが)

バルセロナに帰ります!

さて、時間はもう18時。駅に戻って来ました。外は40度近く、もうヘトヘト…

ヨーロッパあるある?なんですが、改札を通らなくてもホームに行けるシステム何なんですかね?怪しい人いっぱいいるんですけど笑

ここから約2時間かけてバルセロナへ
車内は冷房が効いていて助かりました

フランスでは警察に捕まるというユニークな経験もでき、行くつもりのなかったダリ劇場美術館ではめちゃめちゃ感動でき、お腹いっぱいの1日になりました。これぞ旅!!!楽しかった!!

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