見出し画像

夏のロンドン旅|海外で初ミュージカル

こんにちは!バルセロナ在住、月に一度海外旅行に行っている者です。

2024年8月はロンドンに行ってきました。

今回の旅の主役はミュージカル!!話題になっていた舞台千と千尋の神隠しを生で見たくてロンドンまで来てしまいました。大好きなウィキッドも英語で初めて鑑賞してきました。


イギリス版ウィキッド

イギリス滞在2日目、アポロ・ヴィクトリア劇場にウィキッドを観に行きました。子供の頃地元の静岡で劇団四季のウィキッドを見て虜になり、上京してから何回も観に行っている大好きな作品。本当に楽しみです!

ってえ!工事中やん…!!!!
えーん泣
この緑楽しみにしてたのに〜

まぁ仕方ない。

でも扉を入ればそこはエメラルドシティ!
全部緑!緑!緑!
グッズかわいかった〜
劇場内で飲食していてびっくり!

知らなかったんですが、海外では映画感覚でミュージカルを楽しむんですね。バーカウンターがいくつも設置してあり、ポップコーンやカクテルを飲みながら舞台を楽しんでいました。しかもカクテルはグラス提供。それを自分の席に持ってきて飲んでいました。

席の前にはモバイルオーダのQRコードがあり、注文すれば席まで運んでくれるようです。

私の席は3列目の端

通常前列は245£ですが、この席は55£。公演が一部見にくいと注意書きがありましたが、大丈夫だろうと思って買ってしまいました。

キャストの顔、息遣い、汗、衣装の装飾、舞台の臨場感をこの値段で感じられ大満足だったのですが、この階段のせいで上手奥は全然見えませんでした笑 おいおい、こんな席作るなよ〜と一人ツッコミしておりました。

まず大事なグリンダの登場シーン

全く見えん

前半の見せ場

グリンダのせいでエルフィーが全然見えんのよ

若干の消化不良は感じつつも歌は圧巻。
鳥肌ものでした。

階段にはドレスが飾ってありました
エルフィーらしい装飾素敵すぎる♡
舞台の監督席はまさにここ!かっこええ!

2006年からロンドンでロングラン公演されているウィキッド。王道のプライドを見せてもらえた公演でした。

千と千尋の神隠し

さて、滞在3日目は待ちに待った千と千尋の神隠し。上白石萌音ちゃん、夏木マリさん目当てにこの日にしました。

場所は、ロンドン・コロシアム。ロンドンミュージカルの中心地ウェストエンドにある劇場です。

ロンドンのど真ん中の由緒正しい劇場
ここで4ヶ月も公演してたなんて凄すぎ…
本当に見た?ていうセキュリティチェックを抜けると
一面桜でデコレーションしたエントランスホール
もっと写真を撮りたかったけどとにかく人が多かった
劇場に入ると一気に千と千尋の世界へ
横を見ればさすがオペラ劇場!
ヨーロッパらしい美しい劇場です
私の席は3列目!

そう!この日のために無職の私が4万5千円払いました(夫にはドン引きされましたが…)周りは家族旅行でロンドンで来てる金持ちそうな日本人一家、ブランド物で全身固めている中国人などなど住む世界違う方々のお隣にならせていただきました。

でも私の周りの観客はほとんど日本人で、久しぶりに日本に帰ってきた気分を味あわせてもらいました。

開演のアナウンスから日本語(テンション上がる〜)そして萌音ちゃんが登場。ちなみにメインキャストは下手から出てくることが多いので買うなら下手側が絶対おすすめ!私は上手を買ってしまった涙

ストーリーは映画にかなり忠実。湯婆婆が怒るシーンや千尋が釜爺のところに行くシーン、花が揺れるシーンまで人力で表現されています。

すごい迫力ありましたが
こういう演出にいまいち慣れてない私
花の揺れで感情を表現しています
慣れるまではなんとなく居心地悪い笑
空を飛ぶときも力技!
でも魔法のような仕掛けもたくさんあり観客を飽きさせない

前半のハイライトの河の神様。オリジナルソング、ダンス、舞台らしい演出でとても良かったです。ここで一気にこの世界に引き込まれました。

またキャスト陣も原作をリスペクトしつつオリジナルな要素を加えて演技しており楽しみながら見ることができました。

夏木マリさんを観に来たはずなのに
途中から夏木マリであることを忘れるほど引き込まれていた
女優さんて本当すごい!
まちがいなく一番ウケてたのは「かしら」
演じていたのはふんどしダンサー?の五十嵐ゆうやさん
萌音ちゃんは原作に忠実なthe千尋
評判通り良かったです!

ちょっとだけ不満を言うとしたら、私は千尋が困難を乗り越えて強さや意志を持って行く感じが好きなんですが、舞台の千尋は最後まで弱々しい感じがありもっと力強さを表現して欲しかったな…と思ってしまいました。でも今思うと千尋の優しさを表してたのかもしれません…とにかく上手く言えないんですが、素人のくせにすみません!

自分的に一番感動したのはリン!

声、仕草、全部がリンでした。何より動きのキレ、所作の美しさ、発声、セリフの聞き取りやすさが他のキャストと全然違うんですよ!!!!めちゃくちゃ良かったです。

⚠ たくさん画像拝借させていただきました。ありがとうございます!

終演後はグッズ売り場へ
ここも人が多すぎてうまく撮れませんでした笑
千秋楽が近いからかグッズ少なくなってる!?
目当てのものは売り切れてました
欲しいけどなぁ
いつ着よう…て思うと買えない私。
フォトスポットには長い列ができてました
最後にキャスト表を確認
リンとお母さん同一人物だったんだ…!!!!

存在感をひときわ放ってたリン役の女優さんは妃海風(ひなみふう)さんという宝塚出身の方でした。しかも千尋のお母さんまで演じていたと知りびっくり。まるで別人だったんですよ!!

でもこんなthe女子って感じの人だったんだ…
女優さんてすごいな

★海外でミュージカルを観たいという方へ

チケットはどうやって買うの?

Today Tixが便利
私は旅行前にToday Tixというアプリをダウンロードして購入しました。アプリ内でチケット管理もできますし、日によってセールや割引チケットが当たるクジもやっているそう。

これです!ロンドンにはたくさん広告も出してました!

現地購入
また劇場内でもチケットを買えるので当日ふらっと行くのもありかもしれません。ピカデリーサーカス近くのレスタースクエアに販売所もありました。

ロンドンの夜道の一人歩きは大丈夫?

ミュージカルの夜公演は19:30に始まり、22:00〜22:30に終わります。夜道を女性一人で帰るのは少し心配でしたが、全然大丈夫でした!

というのも終演後はみんな駅に向かうのでその波に乗れば怖くありません。劇場も繁華街にあるので飲んでる人たちがたくさんいますし、電車の中も家路につく人たちがたくさんいました。ホームレスやドラッグディーラーぽい方はいたので気は抜けませんが、東京の夜と同じ感じです!

ただ駅によってエレベーターを使って改札に行くところがあるので、変な人と二人きりにならないようお気をつけください。駅にスタッフはいますが、とても監視カメラを見てくれてるとは思えなかったので…

もし心配な方はホテルを駅近や劇場近くにすると良いかもしれません。こちらの記事は準備編として危険エリアなどまとめました。よかったら是非!

★P.S.
千と千尋の公演前『一風堂』に行ってきました。
スペインには日本のチェーン店がなく、スペイン人に忖度したラーメン屋ばかりなので、ここは行くしかありません!!

なんかおしゃれに見える

店内に入ると『いらっしゃいませ』と言われ、思わず「一人です」と日本語で言ってしまいました。(従業員を戸惑わせてしまった…)

カウンターに座りました

従業員はみんな外国人。キッチンの方はお箸と素手、両刀使いでトッピング乗せ。

その分提供がちょっと早くなったと思えばいいんだから…気にしない、気にしない…

ここは王道の白でしょ!!!!

提供後トッピングは有料だと知りました…高菜食べたかった。

もちろん替え玉。

Kaedama, Barikataで通じました!そして注文からすぐの提供!一風堂さん、素晴らしい従業員教育をありがとうございます。

お会計はもう気にしない!美味しければ良し!
また一つロンドンの思い出ができました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?