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信頼する。そして尊重する。そうすれば、親も子もお互い気持ちが良いかも。

「今の苦しみはあなたのせいじゃない、あなたは悪くない」
そんな思いで過去と向きあうことを自分に許すことにしました。
親子関係に何か痛みや疑問を感じてきた人に伝えたい。
そして、過去に戻れるなら、誰よりもあの時の自分自身に言いたい。
とーふです。

保育士をしていた頃、どんな先輩保育士と組むかで保育の方向性が大きく変わりました。その先輩保育士の先に、どんな園長がいるか、も影響します。

とーふは公立の保育園にて勤務しており、異動が発生します。
そして合計3園を渡り歩きました。

最初の3年は、集団の原理を重んじる園でした。
集団でうごいて、できるだけ乱れ無いようにする。みんな同じように動けないといけない。昭和生まれの私には馴染みのある感じです。
集団の輪から出てしまう=危険が増す。
お散歩も私語は到着するまではできるだけ控えて、集中して歩く。
やればできる。エイエイオーという雰囲気。

でも、次の2年は全くカラーの違う園でした。
個の意思を尊重して、一人一人のスピードにできる限り合わせていく。
子どもからの発信を取り逃がさないように、大人同士もちゃんと情報交換していく。

年長の子どもが使っているおもちゃを、下の子達が欲しがる状況で、大人はつい「お兄ちゃんだから、お姉ちゃんだから貸してあげようよ」と言ってしまいがちだけど、その園ではそうは言わない。
「いま使ってるんだから、すぐに貸してあげたくないよね。無理しなくていいんだよ」とは言う。
子ども同士で、いつなら順番をまわせるか交渉したり。

けんかになりそうな時も、
「じゃあ思いっきりケンカしておいで。あっちの広い所でね」と言われる。
だから逆にエキサイトしすぎない。

見ていると、大人が介入するよりも、とても理性的に解決していたりする。

子どもにはそういう能力が備わっている場合が多いようだ、という事を学んだ。

大人はちょっと離れて見守る。そうすると、お互い気持ちが良く、信頼関係が気づけるようだ。
自分のお子さんにも、きっと当てはまるはず。

チカラを抜いて、新たな気持ちでお子さんとの生活を楽しみませんか?

きっと大丈夫です。


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