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四季報購入を買おうか迷っている人に。ー ド文系女子の株の達人が教える「世界一楽しい!会社四季報の読み方」



読了日 2024.09.3


決算書が読めなくても「10倍儲かる株」がわかる
そんなことが書いてあったら手に取らない訳にはいかない!

どんな人におすすめ?

1.四季報を買ってみたいけど躊躇している方

装丁が今風で読みやすそう!が第一印象。中身もその通り、会話形式のものや簡単に四季報について説明してくれます。
四季報を読んでみたいけど、みっちりと文字が詰まっている上に大多数が数字。それだけで読むのに躊躇してしまう人もいるはず。
しかし、そんな人にこそこの本がおすすめできます。
「まず、四季報のどこを読めばいいのか?」について詳しく教えてくれます。

2.とりあえず株式投資をやってみたい方

深く読まずとも上がりやすい傾向にある表記などについても解説もありがたい。株についてもまず買ってみよう!という人への指標にもなりそうです。

3.テクニカルは得意だが文章読解が苦手な方

四季報の数値を見るのは好きだけれど、文章の説明がいまいち入ってこない、そんな人にもいいかもしれません。

おすすめではない人

投資を始めて買う指標のある人、中級者

良くも悪くも、まず初めに勉強することが書いてあるので
ある程度株のことを理解して売買したことがある方にとっては
もう少し踏み込んで知りたい!ということがあるかもしれません。
逆に一読者としてこの本の中級者向け希望。

テクニカル向きの方

文系、とある通り書かれているワードから行間を読み取ることが多く、
指標に対しての計算の仕方やチャートの読み方の説明などはありません。

感想

面白い部分もあったけど、物足りなさも感じる一冊
ただ、四季報の文章から書いている四季報の会社の人の感情までも読み取っていくマニアックな感じはとても好きです。
そこまで読み取れるのはずっと四季報を読み続けているからこそだし、この方は本当に四季報が好きなんだな、楽しんで読んでいるんだな、という筆者の気持ちが伺えます。
自分もそんな読み方ができるぐらいずっと四季報を読んでみたい!と思えます。

そう考えるとタイトルの「世界一たのしい」は妥当かもしれません。
最初は「世界一」?、「日本一」でもいいのでは_と思いましたが四季報を読むのはほぼ日本人だし、「日本一」はつまり「世界一」と同義なのでは。と思うとタイトルの妙がうまいな〜と感心してしまいます。

四季報を躊躇している方や、買ってはみたけどどう読むの?といった方にはぜひおすすめの一冊。

発売されたばかりなのでおすすめでしかありません。


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