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縄文楽検定(初級)第14回16.17.18 火焔型土器の特徴、色調、雪が多く降る

【16】
火焔型土器を特徴づけているこの部分(写真)は何と呼ばれているか?


a)鶏冠けいかん状突起
b)袋状突起
c)眼鏡状突起
d)橋状突起









答: a)鶏冠けいかん状突起
鶏のトサカに似ていることから鶏冠けいかん状突起、あるいは鶏頭冠けいとうかんと呼ばれている。

縄文文化と火焔土器







【17】
火焔型土器の色調に関わるとされる、鉄分の量と色の組み合わせで正しいものを選べ。

a)赤色系ー鉄分:少
b)黒褐色系ー鉄分:多
c)白色系ー鉄分:少
d)黒褐色系ー鉄分:少








答: c)白色系ー鉄分:少
火焔型土器の色調には赤色系と白色系がある。
土器の胎土に鉄分が多く含まれるものは赤く、
少ないものは白く焼き上がる。

縄文文化と火焔土器
縄文文化と火焔土器








【18】
およそ8千年前に信濃川流域に雪が多く降るようになったのはなぜ?

a)信濃川流域の人口が減ったから
b)日本海の気圧が上昇したから
c)氷河期が終わり間氷期になったから
d)日本海に対馬海流が流れ込んだから








答: d)日本海に対馬海流が流れ込んだから
暖流の対馬海流の流入によって、日本海の海面が上昇。
ここに大陸からの季節風が吹き込む事によって、この流域が豪雪地帯になったと考えられている。

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