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▰▰『マミー』劇場公開決定&メインヴィジュアル解禁▰▰ 大島新さんコメント+スタッフメッセージも紹介!
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母は、
無実だと
思う。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ドキュメンタリー映画『マミー』
||◤和歌山毒物カレー事件から26年目の挑戦◢||
あの「和歌山毒物カレー事件」を多角的に検証した驚愕の問題作、8月3日(土)より[東京]シアター・イメージフォーラム、[大阪]第七藝術劇場ほかにて劇場公開決定。
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一足先に映画を鑑賞した『なぜ君は総理大臣になれないのか』『国葬の日』の監督・大島新さんから激推しコメントが寄せられました。
🔷大島新さんコメント🔷
この映画はスクープだ。
そして誤解を恐れず言えば、痛切なるエンタメ作品だ。
「執行されてしまったら取り返しのつかないことになる」と思い、調べ始めた二村真弘監督の取材の深さはもちろん、撮影・構成・編集などの表現力も一級品。
同業者として脱帽、と同時に嫉妬した。
——大島 新(ドキュメンタリー監督)
🔷イントロダクション🔷
和歌山毒物カレー事件——1998年7月、夏祭りで提供されたカレーに猛毒のヒ素が混入。67人がヒ素中毒を発症し、小学生を含む4人が死亡した。犯人と目されたのは近くに住む林眞須美。凄惨な事件にメディア・スクラムは過熱を極めた。自宅に押し寄せるマスコミに眞須美がホースで水を撒く映像はあまりにも鮮烈だった。彼女は容疑を否認したが、2009年に最高裁で死刑が確定。今も獄中から無実を訴え続けている。
事件発生から四半世紀、本作は最高裁判決に異議を唱える。「目撃証言」「科学鑑定」の反証を試み、「保険金詐欺事件との関係」を読み解いていく。さらに眞須美の夫・林健治が自ら働いた保険金詐欺の実態をあけすけに語り、確定死刑囚の息子として生きてきた林浩次(仮名)が、なぜ母の無実を信じるようになったのか、その胸のうちを明かす。林眞須美が犯人でないのなら、誰が彼女を殺すのか? 二村真弘監督は、捜査や裁判、報道に関わった者たちを訪ね歩き、なんとか突破口を探ろうとするのだが、焦りと慢心から取材中に一線を越え…。
映画は、この社会のでたらめさを暴露しながら、合わせ鏡のようにして、私たち自身の業や欲望を映し出す。
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🔷監督メッセージ🔷
私は何かとんでもない思い違いをしているのではないか。取材中、何度も自問した。
林眞須美は手練れの詐欺師で、ふてぶてしい毒婦で、夫をも殺そうとした冷酷な人間であったはずなのに、取材によって得た事実はそれとは全く違う姿を映し出していた。これで死刑判決が下されたのか…。空恐ろしさを感じた。
——二村真弘
■監督:二村真弘(にむら・まさひろ)
1978年愛知県生まれ。日本映画学校(現・日本映画大学)で学び、2001年よりドキュメンタリージャパンに参加、11年からフリーランスとしてテレビ番組の制作を手掛ける。統合失調症からの回復を引き出す日本独自の手法を描いた「見る当事者研究」(15/DVD作品)、東日本大震災の被災者たちが身内にだけ語ってきた“笑える話”を聞き取った「千原ジュニアがゆく 聞いてけろ おもしぇ~話」(17/NHK総合)、ネジ一本から手作りする独立時計師を1年以上追った「情熱大陸/菊野昌宏」(19/MBS)、我が子が不登校になったことをきっかけに学校のあり方、家族のあり方を描いたセルフドキュメンタリー「不登校がやってきた」シリーズ(21~/NHK BS1)など。本作『マミー』は初映画監督作品。
🔷プロデューサーメッセージ🔷
この企画は、いくつかのテレビ局に持ち込んだが「死刑判決が確定している事件を扱うのは難しい」と言われ実らなかった。それなら映画にしようと監督が撮影に入ると、取材先で度々新聞やテレビの記者に出くわした。しかし、彼らは冤罪の可能性について取材していても、大々的に報じることはなかった。死刑判決にこれだけ疑義があることがわかっていて、なぜ。監督の疑問と憤りが、今回の映画の原動力になっている。
——石川朋子
■プロデューサー:石川朋子(いしかわ・ともこ)
1991年にドキュメンタリージャパンに参加しディレクターとして番組を制作。2007年からプロデューサーとして活動。「ドキュメンタリーWAVE」「BS1スペシャル」(NHK BS1)などを制作。二村監督とは、自身の子供の不登校の生活を描いた「不登校がやってきた」シリーズ(21〜/NHK BS1)を制作。
プロデュースした主な映画作品に、バレエダンサー首藤康之のドキュメンタリー映画『今日と明日の間で』(11/小林潤子監督)、コメディアンのウーマンラッシュアワー・村本大輔を追った『アイアム・ア・コメディアン』(22/日向史有監督)が24年7月6日より劇場公開。現在はフリーランス。
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二村真弘監督作品『マミー』
2024年8月3日㊏より、
東京 シアター・イメージフォーラム、大阪 第七藝術劇場、ほか全国順次
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