2月18日1軒目無天茶坊(岡山県玉野市・宇野)
昨日のうちに小豆島を出て宇野港に来ました。港のすぐ近くのホテルで1泊。この宇野にはこれで3回目の訪問です。今回は初めてのフェリーでの訪問。ここに来る理由は無天茶坊さんがあるからです。小豆島まで来てすぐ近くの無天茶坊さんに寄らないのはもったいない。大王が日本で1番美味しいなと思った豆花があるからです。
建物は本当に立派。昔の銀行の跡地を再利用しているんです。だから歴史を感じるんですね。宇野駅から徒歩2分。宇野港も徒歩2分。小豆島や直島などに行くのについでに寄れます。11時の営業時間より早く着いてしまったので、街中を散策。この宇野のある玉野市は漫画家いしいひさいちさんの出身地。ののちゃんやがんばれタブチくん、となりの山田くんの作者です。街中に違う4コマ漫画があるから探して読むのも楽しそうですね。
オープンの時間になったので中に入ります。
何度入っても広いなって思うし、客席の間隔は広く天井も高いので窮屈な思いはしないです。茶藝師が淹れる台湾茶を楽しめるカウンター席もあります。最初に来た時はお願いして飲むことができたんですが、今では2人以上じゃないとできないようになりました。金額は1人500円とすごく安いです。
今回注文したのはまだ注文したことのない台湾鉄道弁当と1回目に食べたことのあるパイ豆花。パイ豆花は焼き立てなので20分かかります。ランチを食べていればちょうどいい頃合いで豆花が来るでしょう。
待っている間、トイレに行きつつ店内を見て回わると奥のトイレに向かう途中にビバンダムの人形が飾ってあります。そうここはミシュランのビブグルマンの認定店なんです。4年前の最初に来た時は無かったんですよね。銀行の跡地なので金庫の扉もそのままでビバンダムがくくり付けられてます 笑 2年前も見てるんですけどね。客席の中には2年前には無かったノートが置いてありお客さんからの感想が書かれていました。いい取り組みじゃないでしょうか。
台湾鉄道弁当というとステンレスの丸いお弁当箱にご飯とおかずが2層になってるもの。腓骨(豚の唐揚げ)や煮玉子や野菜などがはいってます。ご飯は少なめなのでたくさん食べたい人は大盛りにするか別メニューの方がいいと思います。台湾の味付けで美味しいです。一緒に付いてたデザートは杏仁豆腐でした。もっちりしてていい。
食べ終わったあとマガジンラックがあったので覗いてみると「東京で東京さんぽ」がちゃんと置いてありました。付箋も貼ってあるし。大王のコラムが載っててここを紹介してるんですよね。
なんだかんだしてたら焼き立てパイ豆花がやってきました。焼き立てなので熱々だし香りも香ばしい。スプーンでパイを崩して中の豆花をいただきます。シロップは生姜。トッピングは芋圓のみ。生姜は辛くない程度に感じるからちょうどいい。シロップはちょっと甘めかな。オーブンで焼いてたので少し煮詰まったのかもしれない。パイもそのままでも美味しいし、シロップに浸して食べてもいい。量は少なめではあるけど、面白い一品です。香港にはあるのだけど台湾には見かけたことのないメニュー。日本だとやってるのは新宿の騒豆花くらいかな。
お店の人に大王ですと伝えると感謝されました。お店のパンフレットもたくさんいただきました。遠いお店ではあるけれど是非行ってみてほしいお店だと思っています。
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