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小さい頃、めっちゃよう見た夢の話。

人生累計で見た回数ダントツ一位の夢。
小学校入る前後くらいまでは見たはず。

畳1畳くらいの渡り廊下的なスペースからスタート。
間取りはこんな感じ↓

    |  猿  |
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祖母    |       僕         豪華に見える広間
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以下ひとつづつ説明する。

1.猿の部屋
ドア開けた瞬間猿が服投げて来る。
1畳くらいの部屋でめっちゃ暗いけど、服が散乱してる。
幼い僕は怖くなってすぐドアを閉める。次。

2.おばあちゃんの部屋
10畳くらい。幼い僕には広く感じる。比較的明るい(外の光は入って来るけど外ではない)
コンクリートブロックの壁で囲まれている部屋で祖母が右往左往している。
まさに右往左往といった感じで、やや下を見ながら歩いて、壁の近くまで来たら壁に気づいて反対側の部屋に向かって歩いていく、また壁に気づく、の繰り返し。
安心感はある。そして。

3.豪華に見える広間
シャンデリア吊ってある。
洋風、天井高く、こちらの廊下からは斜めに階段が見える。
身なりの良い大人が時折通る。
笑い声も聞こえるがなんとなく入りにくい。

で。

おばあちゃんの部屋は安心感あるしずっと居てられるんやけどいてもなんとなく居てもしゃあない感じ。
猿の部屋は何回入ろうとしてもドア開けた瞬間、猿が服投げて来るから入ろうにも入れへん感じ。

半ば消去法で広間に入る。

するとこれまでの世界がガラッと変わって半立体の三角形や四角形が滑り台から転がり落ちる映像に切り替わる。
それが極まると次はうんこ色のゴロゴロした岩?みたいなやつが滑り台を転がる映像になる。

そして目が冷める。

最低100回は見た。

んで、今僕は猿の部屋の奥に隠し扉があったんちゃうかと思ってる。

今やったら猿が威嚇して来てた理由もわかる気がする。
服散らかってるんがイヤやったんや、多分。

これ、それぞれがメタファ。
祖母の部屋はカナイ。安心感あるけどそこからは何も生まれへん。
広間は蕎麦屋。豪華絢爛、相対的に貧しい僕からは羨ましいと思う気持ち。

三角や四角の話はキーエンスや蕎麦屋の表面的な楽しさや享楽の世界の話。
うんこの話は季節労働の物語。

もちろん逆も言えて、綺麗に見える中にクソがあって(クソしかなくて)、醜悪なものの中に美は宿る。

今、僕の人生は猿の部屋のドアをノックしたところ。

猿と仲良くなるというか、猿と同化して、明日は古着屋の掃除と整理するわ、エイプリルフールやし。

最近寝れへん時は、猿の部屋の隠し扉探す気で寝る。
すると不思議と眠れる。

あぁ夜や。