letter from 焼酎、柚子添えて
伊豆に行って帰ってきた。
寒さが際立つ11月上旬の辰野。
最近、二回に一回くらいのペースでクバさんが
「なんか話す事あるかなぁ」
と言う。
沈黙する僕。
歩いて気軽に会える距離に居る価値と意味。
そう言えば、三条商店街に住んでた頃は、なんの用事も無いのによう自転車屋に遊びに行って、それこそ週4で行って、ついに怒られたなぁ。
「カナイくん、なんの用事も無いのに来んといて」って。
関係性について僕は
「宝くじ買うつもりで付き合ってる」
と随分ひどい事を言ったが、今日思った、絶対当たる宝くじ、これは。
そう思ってる、当たったら白けるってのは当たってから言えってな話で。
話す瞬間がもっとあると良いと思う。
瞬間の重なる今。
「なかなか二人で飲めへんなぁ」
と言われた時は嬉しかった。
確かに、と思う。
記憶にあるのは、いつかの誕生日、二条駅のロータリー。
N君がフラっと来てくれた。
焼酎お湯割、ゆず添えを2,3杯。
少しでも、少しでも辛い思いをするならやめとこう。
僕は後悔した事ない。
それでも、それでも。
さぁどうなるか。
毎日よう遊ぶわ。