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40代になってから飲み友達になる男と、少し早めに会ったんだ

山陽道を車で走って京都に向かっている時、ふとKKのことが頭をよぎった。いまとなっては連絡先もわからない彼はぼくの40を過ぎてから飲み友達予定者だ。そう未来の飲み友達。なんかフライングやけど、いまあわなきゃなとおもいTKに連絡先を聞きすぐ連絡した。せやねん、連絡先なんか誰かに聞いたらすぐわかるし、知ってる意味あんまりないんかも。コレクションする意味はないってこと。

その20時間後KKと四条烏丸のパブで落ち合う。ものすご久しぶりにあって頭からおもろかったんやけど、それは、先店はいっとくわって連絡あったあとすぐに、ほんますぐにやで、ぼくあと3分で着くってゆったんやけど、にもかかわらず、ぼくが着いたときにはもうすでにビールのグラスが半分空いてたんやわ。3分やで。ほんまに。このグラス半分差はそこからお互い6杯ずつぐらい飲んだんやけど、最後まで縮まらへんかった。いくら飲んでも向こうが先に注文すんねん。ハーフパイント、3/4、1パイント、1パイント、ジョッキハイボール、ジョッキハイボール。その最後の僕の一杯をグラス分けて飲んでオーライ。最初からだんだんグラス大っきくなるんからみて話が盛り上がってるのがわかるやろ?それにしても最初ハーフパイント注文するって、お互い自分たちのこと理解してなさすぎるよな。

話は尽きんかったなぁ。不思議と身辺の状況がお互い近寄ってきて。そうそうほんで、めっちゃ優しい男やからなんか欠点ないんかって頑張って攻めたけど、帰ってきた答えが「頑固」やって。可愛すぎるやろその欠点。

頑固は長所やって。