30代目前、誕生日前日のこの複雑な気持ちに名前を

私はあと少しで誕生日を迎える。
20代ラストイヤー。なんだか気分も落ち込むわけだ。

きっと、0時を越してしまえばなんて事ないのだけど、誕生日の前日というのはなんともセンチメンタルな感じになってしまう。

私は毎年、誕生日を迎える瞬間はスマホを見ないようにしている。お祝いの言葉をみたくないから。LINEでおめでとうと言われる。嬉しいことだけど、何人から言われるかなとか、そういうことを考えて、自分の誕生日なのに気分が落ちるから。だから私は0時丁度にメッセージをもらっても、すぐにお返事ができない。

そもそも、私が他人の誕生日を覚えないと言うのにも原因がある。私から祝うことが出来た人は、数人しかいない。親、弟、親友、従姉妹……たぶんそれくらい。人に興味があるのに、興味が無いから覚えてられないんだ。

話が逸れた。

誕生日までにこうでありたい。なんて目標を掲げていたことも、実際コロナの影響で外に出られず達成はできなかった。そしてこれからもそれができるかと言われれば、わからない。

明日になっても、きっと今までと極端に変わることがないと分かっているから憂鬱になる。変わりたいと願っているくせに変われていないことに苦しくなる。つらくなる。悔しさで押しつぶされそうになる。

でもそのままだとダメになるのは分かっているので、自分で自分をほめて、自己肯定感を上げなければならない。おめでとう。今日の世界の中心は私だね。おめでとう。おめでとう。おめでとう。幸せになろうね。

どうか今年、私を幸せにできる1年になりますように。

支離滅裂。話が繋がってない。こんな感情、来年は味わいたくないな。なら、名前はつけない方がいいのかもしれない。忘れてしまおう。この名もない感情を。

ハッピーバースデー私。
お誕生日おめでとう私。
これからもよろしく