必読!「マンガ 生涯投資家」~キミは西アズナブルという鬼才を知っているか?~
めっちゃオモロい漫画が出た。
これ、まだ読んでへんやつなんておるの!?
なんで「2020年この漫画がすごい大賞」受賞してへんのは、集英社の陰謀?
かつて世間を騒がせた「村上ファンド」を率いる「村上世章」はんの自伝「生涯投資家」が、鬼才・西アズナブル先生の手によってコミカライズされた。
西アズナブル先生によるコミカライズというのが大きい。
西アズナブル先生といえば、ホリエモンのコミック作品や挿絵を数多く手がけてはるほか、経済誌とかでも、多くの解説漫画、ルポ漫画を描いてはる。
多分、漫画界で一番、ビジネスに詳しいのが西アズナブル先生。西アズナブル先生はプロの漫画家ゆう能力に加えて、猛烈に頭ええし、めっちゃ勉強してはる。
Newspicksでもコメントする唯一のプロ漫画家やない?(他にもいたら、スマソwww)
ビジネスやら経済の小難しい話を、受け取って、咀嚼して、物語として再構成する力がホンマにすごいねん。
経済、ビジネスのストーリーを咀嚼して、物語として再構成して、マンガに出来る人間なんておる?一人なん役やねん?!
毎回毎回、西アズナブル先生と映画とか漫画の話すると、その記憶力や、物語、物語の構造についての洞察の深さには舌を巻く。ホンマに、プロの力、西先生の力には驚かされっぱなしや。
で、その西アズナブル先生の実力が、いかんなく発揮されてるのが、この「生涯投資家」。
西アズナブル先生が原作を読んで最初に作った企画書だけで、10数ページあったそうや(ぜひ、読んでみたいwww)。
しやから、もう原作とは構成がだいぶ違う。
原作は、自伝ゆうこともあって村上はんの投資家としての矜持や信念が、ストレートに語られとった。しやから、まず、経済、財務、会社法、日本の企業経営文化について基本的な理解が必要で、解説的なところもあるんやけど、全体を理解するにもそれなりにパワーが必要ちゅう感じやった。
それを西アズナブル先生はどう料理したのか。
「現在の」村上世章はんが中学校(高校だったかもやけどw)で講義するちゅう体(てい)をとったんや。これは、全然原作と違うところ。
この形式をとることで、読者が分からないところ、聞きたいことが中学生(高校生かもやけど)からの質問ちゅう形で絶妙に拾われとる。作中の村上はんの回答も、村上はんの意図を反映しつつ、西アズナブル先生がつくってはるから、めっちゃ分かりやすい。
この漫画で村上はんが目指してはったことが、初めて分かる人もおおいんやないか。それが好きか嫌いか、納得できるかはさておいても。
20年前、村上はんが大暴れしとったときに、村上はんが西アズナブル先生をスポークスマンとして、漫画で世間に答えとったら、村上はんは英雄になっとったかもやで。
西アズナブル先生のクリエーターとしての能力は、もう表紙からも横溢しとる。
現在の村上はん、昔の村上はんが並んで描かれてとるやろ。
注目すべきは、この表情や。単にパーツを年寄りにしただけやなくて、表情自体が変わっとるところに注目や。要するに、村上はんは時代を経て、顔のパーツやなくて、表情そのもの、印象自体が違う人間になったんや。
ここが、西アズナブル先生のもうひとつの顔、似顔絵作家としての力が発揮されとるところやね。
ちょっと話は脱線するんやけど、このドット絵の何がすごいかゆうたら、たとえば、目。よく見たら、全然目の形になってへんねん。
にも拘わらず、ちゃんとその人の目に見えるやんか。これも、西アズナブル先生の超絶な技術によるものや。
目の形を単純化しとるんやなくて、目の印象を映しとっとるんや。
単に、写真の解像度を低くしても、絶対に西アズナブル先生のドット絵には辿り着かへん。
で、この西アズナブル先生の似顔絵力は、実は、こっちにも反映されとるんや。
ホリエモンの顔(週プレ「帰ってきた! なんかヘンだよね」)。まあ、ちょっとクセがあるけど世間とは違う視点でモノをみとって、荒ぶることもあるけど、愛嬌のあるおっさん。
「マンガ 生涯投資家」のホリエモン。大胆不敵、傲岸不遜な気鋭のIT企業経営者。
どっちもどうみてもホリエモンやけど、受ける印象は別人やろ。作中の年齢の違いやなくて、印象が違うやん。
これ、西アズナブル先生に聞いたら、意図的なものなんやって。ホリエモンの伝記やルポ漫画における「ホリエモン」と、「生涯投資家」における「堀江貴文」が世間に与えている印象を反映させたそうや。
まさに、鬼才。
「鬼滅の刃・23巻(最終巻)」とあえて同日発売して、Amaazonのカテゴリー別売上で上回った、唯一の漫画家。まさに、漫画界の鬼。
※ちょっと盛りすぎたww わざと「鬼滅」にぶつけた訳ではないはず。頭抱えてはったしwww
ちゅう訳で、「生涯投資家 コミカライズ版」絶対に買ってやー。
そうそう。作中一番の盛り上がりはこのシーンやで!
ここ!!
、、、冗談や。盛り上がるシーン、もっとたくさんあるから、安心して、Amazonポチってや!!
ちな、ワイがここまで絶賛して、読者が何百万冊本買っても、ワイには1円も入らへんから、モマエらは安心してワイに投げ銭してええでwwww
ちゅうわけで、ここからCM。
オッス!オラ、トド。今、オラは、Note創作大賞2023の漫画原作部門に応募してるんだ。すげー強敵が集まって、ちょっとピンチなんだ。みんなの❤を分けてくれ!ぜってい読んでくれよな!
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