今回は、リクエストに応じてGreen DayのBasket Caseを翻訳するでー。比較的わかりやすい歌詞やってん。あんまり解釈の余地はないから、言い回し的なところをちょちょい解説していくわー。
みんなも、「これ解説してやー」みたいななのがあれば、是非、リクエストしてやー。応えられへんときもあるんやけどwwww
さて、さっそく行ってみよか―。あ、せやせや。例によって翻訳した歌詞自体は一番最後にまとめとるから、そこだけ見たいせっかちなモマエは、ページ思いっきりスクロールしてや―。
曲の魂
作詞したビリー・ジョー・アームストロングは、「Basket Case/バスケット・ケース」は不安(症)との闘いについての曲やってゆうてはる。
曲名の「Basket Case」は、ニュアンス的には「まな板の上の鯉」ちゅうか、もう自分ではどうにもならへんちゅうような意味合いやねん。
この曲を書いた数年後にパニック障害って診断されるんやけど、まさにこの曲を書いとるときには、多分パニック障害が発症しとるにも関わらず、自分に何が起きてるのか全く分かってへんかったちゅう状態やったらしい。
当時、「自分に何が起こっているのかを知る唯一の方法は、それについて曲を書くことだった」んやって。アーティストやなー。
そして、もう一つこの曲について「世界に対して、『世の中、そんな白黒って割り切れる/決めつけられると思っとったら大間違いやで』ってゆうとる曲や」ちゅうのもあった。
ちな、ソースはWikiやでwww
ちゅうわけで、ビリー本人がゆうてるように「不安との闘い」「世の中、そんな白黒って割り切れる/決めつけられると思っとったら大間違い」ちゅう思いこそが、この曲の魂やね。
その1
のっけから、重いなー。
to the bone: 骨の髄まで
give XXX the creeps: 気味悪がらせる
くらいやなー。ここでの訳のポイントは。ちな、”(the) creep”ゆうとな、「キモいやつ」って意味やねん。もちろん、悪い意味でwww
be stoned: 酔っぱらってる
も覚えておくとええ表現かな。直訳すれば「石になってる」やけど、「酔ってる」ゆう意味やねん。酔っぱらいすぎて、頭も身体が動かない、動かせないみたいなニュアンスや。
その2
この訳でむつかしいのは、最初に出てくるSheとHeやねんな。
まず、単語押さえておこうか。
Shrink:精神科医(俗語)
whore:売春婦
で、Sheは精神科医、Heは男娼やねん。ここカッチリ押さえておかんと、歌詞の情景がよく分からなくなってまうな。
ビリーは、女性の精神科医のところに行ったら
「セックス足りてないんちゃう?」
って言われた。
でも、すでに自分で風俗試しとんねん。しかも、男娼。そしたらその男娼から
「モマエはつまらんなー」
ってゆわれてもうた。
直訳したら「お前の人生は退屈だ」ゆうことなんやけど、要するに「お前のセックスはつまらん」てゆわれたってことやちゅう解釈やねん。
多分、むっちゃ性的に淡泊ちゅうか、パンクロッカーとしてのイメージとはちゃうくて、性的に保守的ゆうか控えめなんやないか。
「ワイ、そんなセックス飢えてるんちゃいますわー」
ってところやねんな。セックス依存症とかやなくて、パニック障害やった訳やし。とんだヤブ精神科医や。実際に存在しとるとしたらww
実際、ビリー・ジョー・アームストロングは、自身をバイセクシャルかもゆうてはって、かつセックスは保守的ゆうてはるんや。ソースは例によってWikiやねんけどwww
https://en.wikipedia.org/wiki/Billie_Joe_Armstrong
しやから、この精神科医に対しては
「がっかりや、もうええわ」
ってなってもうた。ゆうことやねんな。
So quit my whining cause it's bringing her down
を直訳すると、「だから愚痴るのやめたんだ。彼女(女医)をがっかりさせてまうから」って感じやねん。
その3
ここは、もうあまり解説するところなさそうやな。
さっくっと、翻訳まとめるで!ここまでよんでくれはって、おおきに!