乳がんとビタミンDの関係性
乳がんとビタミンD
皆様、こんにちは。
パーソナルジムHOPEの轟です。
本日は、乳がん予防とビタミンDの関係性についてお話しします。
現在、日本人女性の約9人に1人が乳がんになると言われており、年々増加傾向にあります。
また2019年の癌死亡数の順位において「乳がん」は第5位です。
乳がんは早期の自覚症状がほぼなく、気づいた時には他の臓器はガンが転移してしまうなど、サイレントキラー的な要因があることで有名です。
そんな乳がんが増加した要因として、
ダイオキシンや輸入肉の摂取などの「環境ホルモン」や長期的なピルの服用、乳房インプラント、などが原因だと考えられています。
このように様々な要因がある中でも、血液中のビタミンD濃度が指摘されています。
カルフォルニア大学の研究では、血液中のビタミンD濃度が42ng/mL以上の人は、11ng/mLだった人と比べて乳がんリスクが50パーセント低かったと報告されています。
※ng/ml ナノグラム・パー・ミリリットル
考えられているのは、癌で亡くなる方のほとんどが、癌が他の臓器は転移することで病状が悪化することが原因で命を落としているとされます。
この他の臓器への転移を防ぐ働きを「ビタミンD」が行っていると考えられています。
この研究を始め、高い抗酸化作用があるとされるビタミンDが乳がん予防になるという研究報告がいくつかされています。
それでは、この乳がん予防に重要なビタミンDをどのように摂っていけばいいのかをお話しします。
ビタミンDを多く含む食材は、
しらすなどの魚介類や椎茸などのキノコ類があります。これらを多く食卓に並べるようにしましょう!
詳しくはビタミンDを多く含む食べ物と調べてみてください。
ビタミンD摂取量の目安としては、一日2,000IU以上は最低摂取量したいとされています。
スーパーによくあるもので言えば、
サーモンは約85グラムで、ビタミンDが447IU含まれているといわれています。
サプリメントで摂取するという手段もありますが、過剰摂取のリスクもありますので「サプリメントだけ」の摂取は推奨しません。
サプリメントはあくまで、食事での不足分を補うものとして捉えていただきたいですね。
以上が、乳がん予防とビタミンDの関係性にいてお話しさせていただきました!
乳ガンは早期発見で生存率が90%と言われています。ビタミンDを日頃の食事でとることを意識しつつ、自己触診や乳がん検診をうけるようにしましょう!
動画で解説! 「乳がんとビタミンDの関係性」
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