とどちゃま

東京高田馬場で「ゲームショップとど」という、カードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」、ボードゲーム、マーダーミステリーのお店をやっています。

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  • アナログゲームマガジン

    あなたの世界を広げる『アナログゲームマガジン』は月額500円(初月無料)のサブスクリプション型ウェブマガジンです。 ボードゲーム、マーダーミステリー、リアル体験型ゲーム、TRPG、LARP、将棋。各ジャンルの専門家が、他では読めない記事を連載しています。アナログゲームの世界を幅広く紹介し、あなたに新しい趣味を紹介します。

最近の記事

重ゲー新時代到来!『テラミスティカ 革新の時代』~アナログゲームマガジン~

お久しぶりです、とどちゃまです。 本業があまりに忙しくて執筆にとりかかる事ができませんでしたが、久々に復活です! という事で、今回は先日に日本語版が発売された『テラミスティカ 革新の時代』についてレビューしていこうと思います! まずは、『テラミスティカ』のこれまでを振り返っていきましょう。 テラミスティカとは2012年にFeuerland Spiele社より発売された、いわゆる重ゲーの部類のボードゲームです。日本ではテンデイズゲームズが出版・販売を行っています。 上記

    • アナログゲームのネット販売と転売のお話~アナログゲームマガジン~

      こんにちは、とどちゃまです。 今回は何かと話題になる事が多い転売とアナログゲームのお話。 アナログゲームと転売先日、ポケモンカードの新作が手に入らないというニュースがありました。 それに対して著名人が意見を出したりもしていました。さらに便乗して意見を表明したり対抗したりと、ネットには様々な意見が飛び交っています。 当然ながら、世の中にはメーカーの人よりも小売りの人よりも、一般ユーザーが一番多いわけでして、そういった意見のほとんどは一般ユーザー=プレイヤー視点のものがほと

      • 転売が発生する仕組みを個人的にまとめてみた

        こんにちは、とどちゃまです。 何かと話題になる事が多い転売に関して、その発生について自身の考えをまとめたものになります。 取り急ぎ、なぜ昔は転売が起きにくい環境だったのか、そしてそれがどうして崩壊していったのかを知るところから始めたいと思います。 なぜ転売が発生していなかったのかメーカーによる定価の強制 ひと昔前、メーカーは定価というルールで小売店の値段設定を縛っていました。定価で販売しない小売に対しては出荷停止措置などを行ったりする例もあったようですが、そういった行

        • 『ゲームショップとど』実店舗6周年セールしちゃいます!

          はじめにこんにちは、とどちゃまこと田中です。 4月となり世の中は新年度、新しく進学したり就職したりなど異動も多いタイミングです。かくいう私も6年前の2017年4月1日に、高田馬場に『ゲームショップとど』の実店舗を構えたわけです。 そうなんです。 この4月1日で当店は開店6周年を迎えましたー。 昨年は、お客様に「5周年おめでとうございます」って言われて、「あ、そういえばそうでしたね」なんて会話をしたもんですが、今年はなんと覚えていました。 そういうわけで、今年はお店でち

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        記事

          『Magic;the Gathering 30th Anniversary Edition』ドラフト ピック振り返り~アナログゲームマガジン~

          こんにちは、とどちゃまです。 今回の記事は、『アナログゲームマガジン』兼用の記事となっておりまして、『Magic;the Gathering30周年記念パックドラフト』の参加経緯とピック振り返りとなります。 さて、このイベントはnoteゲームチャンネルから配信が行われまして、以下からご覧いただけます。 そもそも『30th Anniversary Edition』とは? 『マジック・ザ・ギャザリング』はなんと30周年を迎えました。 僕がこのゲームを始めたのは1996年、

          『Magic;the Gathering 30th Anniversary Edition』ドラフト ピック振り返り~アナログゲームマガジン~

          『リバイブ』は新たな定番ゲームになれるのか~アナログゲームマガジン~

          お久しぶりです、とどちゃまです。 先月は、「ゲームショップとど」でのイベント出店とその準備のためのため時間をとることができず、お休みすることなってしまいました。 そのため、今月は2回の投稿を予定しております。 ホビージャパンの新作ボードゲーム『リバイブ』 今月の記事第一弾は、新作ボードゲームの『リバイブ』についてです。この『リバイブ』は、つい先日ホビージャパンから発売となったボードゲーム。 世界観は文明が滅びかけている未来に生き残った人類が、残存する機械技術を復活・利

          『リバイブ』は新たな定番ゲームになれるのか~アナログゲームマガジン~

          「これもポーカー?」様々な種目が流行り始めたポーカーの第二フェイズ~アナログゲームマガジン~

          こんにちは、とどちゃまです。 今回のアナログゲームマガジンは久々のポーカー回です。 皆さん、ポーカーというゲームにはたくさんの種目がある事をご存じでしょうか。 昔、ゲームセンターにあったメダルゲームで、メダル入れるとカードが5枚配られて、「2枚交換するぜ!」みたいなゲームがあったのですが、ひと昔前ならそれがポーカーだって思う人が多かったかもしれません。 しかし、現在において一番有名な種目は、手札を交換をするゲームではありません。近年で最も有名かつポーカーを人気ゲームに押

          「これもポーカー?」様々な種目が流行り始めたポーカーの第二フェイズ~アナログゲームマガジン~

          TCGフリーマーケットいってきた

          こんにちわ、とどちゃまです。 昨日1/7に、noteplaceで行われたTCGフリーマーケットに参加してきました。 今回は、販売&買取のブースを出させてもらいまして、MTG、ポケカ、ワンピース、シャドバエボルヴあたりの商品を並べてました! 思ったよりもポケカの旧裏に興味をもっていただく事が多かったので、とても勉強になりました。お店で死蔵させてた感じの扱いだったので、もうちょっと目立つところで販売していきます! イベント全体としては、個人制作オリパが多いなーって思ったのと

          TCGフリーマーケットいってきた

          TCGフリーマーケットと2022年総括とアナログゲームマガジンとど賞発表と

          こんにちは、とどちゃまです。 本日で2022年も終わりとなります。 みなさんどんな一年だったでしょうか。 自分としては、ちょっと我慢の年だったなーって感じがするので、来年は大きく動けるようになると嬉しいですね。 そういうわけで、今回は3つほどのお題が混ざったお話になります。 TCGフリーマーケット1/7にTCGフリーマーケットってやつが開催されます。 これです。 今回は第二回の開催でして、個人や店がブースだしてTCGに関するフリーマーケットをやっちゃおうって企画です

          TCGフリーマーケットと2022年総括とアナログゲームマガジンとど賞発表と

          noteを使って今後やっていこうかなって思ってる内容

          とどちゃまです。 ずっとやろうやろうって思ってるんですけど、やらないままずるずると来てしまっているので、ここで宣言して退路を断っておこうかなと。 1つ目は、僕の忘備録を兼ねたMTG過去回想を、連載のような形でまとめていこうかなと思っています。この歳になると25年前くらいの出来事を忘れていきそうなので、記録してとどめておきつつ、読む方にも当時のMTGの雰囲気を味わってもらえればなと思っています。 2つ目は、TCGとかポーカーなど僕の趣味に関して思った事や意見をつらつらと書

          noteを使って今後やっていこうかなって思ってる内容

          イベントに出店してきた話 at note place ~はまさん主催チームシールド~

          こんにちは、ゲームショップとどのとどちゃまです。 先週の日曜日に、はまさんが主催の兄弟戦争チームシールドのイベントに出店をしてきました。 主催のはまさんのTwitter すげー場所note place 場所は「note place」。この記事をアップしているnoteが運営するイベントスペースです。 今回、初めて伺いましたがこのnote placeがすごい。場所は原宿・青山。配信設備もフル搭載。綺麗で広くて、電源もネットワークも床に埋まってる。凄すぎる。なかなかいいお値

          イベントに出店してきた話 at note place ~はまさん主催チームシールド~

          【続き】 ゲームルールと大会ルールと運用ルールとジャッジング~アナログゲームマガジン~

          こんにちは、とどちゃまです。 この記事は、以下の記事の続きとなります。 まだ、読んでいない方はそちらから読んでいただく事をおすすめいたします。 前記事の振り返り前記事では、ゲームのイベントや大会においてどのようなルールが存在していて、様々なゲームにおける簡単な例を挙げてみたりしました。そして、その運用やペナルティに対するジャッジングの話を軽くしてきました。 その後、最初に挙げた棋士のマスク付着用に対する運営のアクションや判断に、いずれの仮定にせよ問題があったのではないか

          【続き】 ゲームルールと大会ルールと運用ルールとジャッジング~アナログゲームマガジン~

          マスク不着用で即負け? ゲームルールと大会ルールと運用ルールとジャッジング~アナログゲームマガジン~

          こんばんわ、とどちゃまです。 今回のお題はこちら。 将棋の対局において、「規定にあるマスク着用をしていない時間が長いため反則負けになった」という話なのだが、ここに将棋という競技のイベントにおけるルールの制定やその運用ルール、ジャッジングに問題点がありそうだという事が見えてきたわけです。 そしてその内容は他のゲーム、特に大会や競技イベントが行われるスポーツやカードゲーム、一部のボードゲームにも共通するポイントがあるというところから、今回はこの話題を取り上げていきたいと思いま

          マスク不着用で即負け? ゲームルールと大会ルールと運用ルールとジャッジング~アナログゲームマガジン~

          時代をつくるボードゲーム?名作に匹敵『アーク・ノヴァ』~アナログゲームマガジン~

          こんにちは、とどちゃまです。 今回は、昨年海外に登場し大きな話題となり日本語版も発売されているボードゲーム『アーク・ノヴァ』のお話。 先日、ついに遊ぶ機会があったのでやったんですよ、『アーク・ノヴァ』。率直な感想を言いますと、 あくまでも個人的な感覚ではあるのですが、一人で全プレイヤーを担当して回したことのある重ゲー達と比較しても、『テラミスティカ』『テラフォーミング・マーズ』よりは面白く感じており、『ガイアプロジェクト』も概ね超えそうな気がしてて、ワンチャン『アグリコラ

          時代をつくるボードゲーム?名作に匹敵『アーク・ノヴァ』~アナログゲームマガジン~

          至高の遊び『量子ドミニオン』を考えたときの話~アナログゲームマガジン~

          こんにちは、とどちゃまです! 前回のアナログゲームマガジンでは、『キャットインザボックス』という量子要素のあるボードゲームを紹介いたしました。 今回もその「量子論」に絡んだお話になります。

          至高の遊び『量子ドミニオン』を考えたときの話~アナログゲームマガジン~

          稀代の名作『キャットインザボックス』~アナログゲームマガジン~

          こんにちは、とどちゃまです。 今回のアナログゲームマガジンは、一年半ほど前にゲームマーケットで登場し、先日ホビージャパンから商品化発売となった『キャットインザボックス』です。 この作品は、もっと早く紹介したかったのですが、ゲームマーケットで同人ゲームとして発売されるやいなや大人気で即売り切れ。ホビージャパンが商品化してついに発売され、やっと店頭にも並びはじめたということで、なんとか紹介できるようになったというわけです。「紹介されていたのに買えない!」、とかだと意味がないです

          稀代の名作『キャットインザボックス』~アナログゲームマガジン~