オールカマー2023 〜回顧〜
2023/9/24(日)に開催されたローズステークスのレース回顧を記載していきます。
また、本記事は個人的見解を基に作成しており、実際の因果関係と異なる場合がございますことを予めご了承ください。
なお、レースの基本情報等は以下記事を参照ください。
1.はじめに
2023/9/24(日)に開催したオールカマーの各出走馬に対する自分の所感を残して、各出走馬の次走レースの予想に繋げるための備忘記事です。
2.レース結果
【順位】
🥇13番.ローシャムパーク
🥈2番.タイトルホルダー
🥉8番.ゼッフィーロ
[レースタイム]
全体:2:12.0
前半:1:01.1
[馬場コンディション]
馬場状態:良
クッション値:9.2
※クッション値については以下を参照
3.レース回顧
🔸ペース展開
タイトルホルダーが先手を奪い、前半5F 1:01.1のペースでレースを展開し、道中5番手以内を進んだ競走馬が2着以内を確保したことからや当日前残りの傾向があったことからスローペースだったと推察。
🔸馬場状態
ところどころ馬場の痛み見られるものの、先行有利の傾向にあった。
🔸本レースのポイント
いかに距離ロスを抑えてスタミナを温存し、4角通過後にベストなポジションを取れるかがポイントであったと推察する。
🔸全体を通して
上位4着に入った競走馬のレースぶりから鞍上の
効率的なポジション選択をし、距離ロスを抑えて4角を回ることができた中山競馬場における経験の差が出たと感じる。
①C.ルメール(説明不要)
②横山和生(関東所属ジョッキー)
③戸崎圭太(関東所属ジョッキー)
④三浦皇成(関東所属ジョッキー)
4.出走馬に対する所感
順位ごとに各馬の所感を記載。
1着.ローシャムパーク(7枠13番)※today本命
🔸鞍上
C.ルメール
🔸道中のポジション
5番手
🔸勝因
どのペースでも対応できるよ5番手かつガイアフォースの真後ろにポジション取りを行い、終始自分の競馬をすることに徹し切ったことが勝利につながったと推察する。
→道中浜中騎手の自爆まくりにも動じず、スムーズに4角を回るなどのファインプレーも垣間みえた
2着.タイトルホルダー(2枠2番)
🔸鞍上
横山和生
🔸道中のポジション
1番手
🔸敗因
前半1:01.1で先手を取るなど逃げ馬としては完璧なレース展開であったが以下要因に起因すると推察する。
・陣営の調整力
・ピークが経過
・有馬記念2年連続凡走していることやゼッフィーロにクビ差まで迫られたことから馬場および距離適正の不一致
※勝ち上がってきたレースは明らかな格下相手に対する勝利であり、有馬記念など実力馬の集まる秋のレースでは凡走が続くため本推察に行きつきました
3着.ゼッフィーロ(5枠8番)
🔸鞍上
戸崎圭太
🔸道中のポジション
7番手
🔸敗因
道中は距離ロスを嫌い内ラチ沿いを進み4角通過後は馬群の中心まで移動し、スパートを開始する差し脚質の王道レースを展開するも実力が及ばなかったと推察する。
→タイトルホルダーはクビ差まで追い詰めたため、1番強い競馬をしたと感じる。
4着.マリアエレーナ(8枠14番)
🔸鞍上
三浦皇成
🔸道中のポジション
6番手
🔸敗因
道中は勝ち馬をマークする形で距離ロスを抑えながらレースを展開する騎乗は見事だったと思うが、馬に力が足りず4角経過後、伸び切れなかったと推察する。
5着.ガイアフォース(4枠7番)
🔸鞍上
西村淳也
🔸道中のポジション
3番手
🔸敗因
馬の力を過信し、終始外を回す距離ロスやハヤヤッコのまくりに動じて4角経過前に前を捉えようとした騎乗ミスと推察する。
6着.ジェラルディーナ(4枠6番)
🔸鞍上
団野大成
🔸道中のポジション
10番手
🔸敗因
終始距離ロスとなる外を回す形でレースを展開した騎乗ミスと推察する。
余談だがサンデーレーシングの勝負に徹する姿勢を考慮すると本馬は陣営から見限られた可能性を感じる。
勝負に徹する例:オルフェーブル
→凱旋門賞に向けた海外遠征時に2年連続で池添騎手からスミヨン騎手に乗り替わりさせる。(2年連続でフォワ賞1着、凱旋門賞2着)
見限った例:バトルボーン
→七夕賞を連勝中のルメール騎手に忖度して津村騎手騎乗させる。(結果は着外)
7着.ノースブリッジ(6枠11番)
🔸鞍上
岩田康成
🔸道中のポジション
2番手
🔸敗因
タイトルホルダーをマークする形でレースを展開するも本順位のため、力が足りなかったと推察する。
8着.ロングラン(1枠1番)
🔸鞍上
丹内祐次
🔸道中のポジション
13番手
🔸敗因
ペース展開におけるポジショニングの騎乗ミスもあるが力が足りなかったと推察する。
9着.ウインマリリン(8枠15番)
🔸鞍上
松岡正海
🔸道中のポジション
4番手
🔸敗因
道中内ラチ沿いを進み本順位のため、力が足りなかったと推察する。
10着. ハヤヤッコ(7枠12番)
🔸鞍上
浜中俊
🔸道中のポジション
10番手
🔸敗因
終始大外を回したり、意味のないまくり(厳密にはガイアフォースにとんでもないプレッシャーを与えた※邪推すると同馬主であるマリアエレーナのアシスト)などの騎乗ミスもあるものの、力が足りなかったことが要因と推察する。
11着.エヒト(6枠10番)
🔸鞍上
菅原明良
🔸道中のポジション
9番手
🔸敗因
終始外を回し距離ロスを産んでしまった騎乗ミスと力が足りなかったことが要因と推察する。
12着.マテンロウレオ(3枠4番)
🔸鞍上
横山典弘
🔸道中のポジション
6番手
🔸敗因
道中内ラチを進み本順位のため、力が足りなかったと感じる。
13着.アラタ(3枠5番)
🔸道中のポジション
11番手
🔸敗因
枠順を活かそうとせず終始外を回した騎乗ミスおよび力が足りなかったことに起因すると推察する。
14着.アサマノイタズラ(2枠3番)
🔸鞍上
嶋田純次
🔸道中のポジション
14番手
🔸敗因
道中内ラチを進み本順位のため、力が足りなかったと感じる。
15着.チェスナットコート(5枠9番)
🔸鞍上
田中学
🔸道中のポジション
15番手
🔸敗因
後方から終始外を回した騎乗ミスおよび力が足りなかったことに起因すると推察する。