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レポ64:呼子港名護屋B防波堤灯台(2020/8/18)

古来より天然の良港とされた佐賀県の東松浦半島北端の呼子(よぶこ)港。加部島とともに港を守る防波堤に立つ灯台を訪れました。

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◼️レポ64:呼子港名護屋防波堤灯台(2020/8/18)

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佐賀県唐津(からつ)市の呼子(よぶこ)港は、近年は活き造りの「呼子のイカ」で全国的に有名ですが、それ以前から天然の良港とされてきました。

唐津市には7つの離島がありますが、その多くは呼子港から渡船が可能です。写真は馬渡島との渡船航路である「ゆうしょう」です。

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船上から見えているのが今回訪問する呼子港の名護屋(なごや)港側の防波堤灯台。

防波堤は陸地から長く伸びており、かつては「壁島」と呼ばれ、呼子港の天然の防波堤となっている加部島が防げない範囲をカバーしているようです。そのおかげで湾内の波は非常に穏やか。

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防波堤の付け根からのアングル。正面には呼子大橋が見えます。
呼子大橋は九州本土と加部島を繋ぐパイプラインとして、1989年に開通した全長728mの橋です。

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呼子大橋のたもとの弁天島にある岩脈群は佐賀県天然記念物にも指定されています。橋と灯台はよく似合いますね。

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灯器は一般的なLED灯器です。ですが、連成不動単閃赤光を放つ灯質とのこと。

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呼子大橋の弁天島の端からの風景です。

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呼子大橋そばにある、日本で最初の海中レストラン『萬坊』とともに見える防波堤灯台。

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1967年に完成した名護屋大橋からは、名護屋港全体が俯瞰できるのですが、そこからもしっかりと呼子港名護屋B防波堤灯台が見えます。湾の中央にいて見守っていることが分かります。

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そもそも湾名にもなっている「名護屋」という名称。豊臣秀吉が「唐入り(文禄・慶長の役)」の際に自分の地元と同じ地名に奇遇に感じて築城したのが名護屋城です。城は大阪城に次ぐ壮大なものだったそうです。

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呼子の名護屋港へ訪問し、海の幸を頂くとともに歴史ある史跡巡りを行うのも良いかもしれませんね。

村上 記


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