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【東大柔道部新歓ブログ①】

こんにちは、東大柔道部新2年の佐藤尚哉です。

まずは東大に合格を決めた皆様、おめでとうございます!このブログを読んでいるということは、おそらく今部活、サークル選び中で、柔道部に少しでも興味を持ってくれたということだと思います。そういう人は深く考えずに一度練習に顔を出して欲しいです。セレクションのあるサークルと違って誰が行っても歓迎されますし、ついでに練習のあとにご飯を奢ってもらえると思います。

さて、実は僕は高校卒業してから大学に入学するまで、1年間時空の狭間を彷徨っていたのですが、東大柔道部は真面目な浪人経験者向きの部活だと思ったりしています。

柔道では寝技と立技がありますが、一般的に柔道というと立技のイメージが先行すると思います。しかし、ぼくらがやっている七大ルールでは、寝技がかなり重要になってくるので、中高時代柔道部だったけどあまり強くなかった人や未経験者にも活躍の場が与えられますし、もともと立技が強かった人はそれを活かしてどんどん強くなることもできます。例えば、今では僕(高校から柔道部、一回戦負け常習犯)が立技の強い同期のS木(164cm、96kg、不潔、クソデブ)と乱取りをして引き分けることができます。

柔道が強くなるというプロセスと浪人というプロセスはちょっとだけ共通項があると思っています。浪人しているということは、少なくとも一度大学に落ちているわけで、落ちたのには必ず明確な原因があります。その原因を深く考えずに同じような勉強をしてもう一度受験したら、もう一度落ちると思いませんか?柔道でも同じで、取られたときに原因を深く追究せずにもう一度同じ動きをしたら、多分また同じ技で取られると思います。
浪人を経験して合格した皆さんは、(深く意識してないにしろ)少なからず失敗した原因を熟慮して次の挑戦に繋げることができるという能力を持っているはずです。大学生活をどう過ごそうが個人の自由ですが、僕としてはその能力を東大柔道部で遺憾無く発揮してほしいと思います。

他にもいろいろ書きたいことがあるのですが、まとまってないし長くなりそうなのでやめておきます。ちょっとでも興味がある人は、twitter新歓アカウントに連絡するか練習に顔を出すかしてみてください。いつでも(夏とか秋でも)歓迎します。

P.S. 私ごとですが、昨日手首の骨にヒビが入りました。日常生活での不便と引き換えに、練習を合法的にサボる権利とファッショナブルなギプスを手に入れました。

N岡さん、カニが食べたいです。だいぶ先になりますが就活とかいろいろ終わったらよろしくお願いします。

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