【東大柔道部新歓ブログ ⓪】
こんにちは。東大柔道部新4年の末広です。
既に東京大学に合格された皆様、大変おめでとうございます!これから2次試験に臨む皆様、心より応援しております。
さて、今この時点で合格通知が来ているということは、僕がかつてそうであったように推薦で合格しているということになるはずです。
やはり推薦生はいい意味でも悪い意味でも稀有な存在です。2次試験を受けていないこともそうですが、一般入試は東大以外に出願していて、推薦で合格していなければ東大に来ることはなかったという人もいるはずです。しかも、東大内外でで推薦の制度を知っている人が少ないため、「推薦」の言葉の響で面倒な思いをすることもあると思います。
ですが、皆さんは単なるテストの点数ではなく、中高時代の実績や、人間性、将来性を評価されて、学部から直々にオファーが来ているという意味で、誇らしく思ってください。このレッテルには当分は十分に浸っていいと思います。
そんな皆さんも、どんな部活やサークルに入るかや何をするかは大きな選択だと思います。コロナの影響もほとんど無くなった今年は、かなり選択肢も増えていると思いますし、皆さんすごく悩むでしょう。そこで、1つアドバイスするとしたら、本当に熱中できることを見つけて、それをし続けてください。勉強でも部活でも何でもいいです。毎日が夏休みみたいにふわふわした生活を送ることが大学生の典型の気もしますが、せっかく推薦で入学した優秀な皆さんの4年間をそんな生活で溶かすのは至極勿体無いです。そんな熱中するものの選択肢の中に東大柔道部が入っているとありがたいです。
東大柔道部は七大戦で勝つことを目標に練習しています。この七大戦は国際ルールの柔道とはかなり異なっていて寝技の占める割合が非常に高く、そのため中学高校やそれ以前で柔道をやっていた人も初心者も最初はほとんど同じようなスタートラインで始めることになります。その中で自分の得意分野を探していき、どのようにして負けずに勝つかを研究し練習する。このように七大柔道はすごく頭を使う競技で、だからこそ東大生の中でも優秀な推薦生にぜひ入ってほしいと思います。
もちろん部活と勉強の両立は大変ですが、柔道部の方針は学問優先なので、授業があれば練習よりそっちを優先してほしいですし、テスト期間は練習が週末だけになるので、本当に意外になんとかなるものです。それに、推薦生だと進振りがないと思うので、部活と勉強の両立はしやすいと思います。
ちなみに少しだけ僕の話をすると、僕は推薦の面接の時に、よほど柔道をやっていた学生が推薦を目指す人の中で少なかったのか、1時間弱の面接のうち体感で15分ぐらい柔道の話をしました。面接が終わった後は柔道推薦に来たのかなという感覚でした。
こんな経験をした人はいないと思いますが、七大柔道は経験者未経験者関係無く十分に活躍できる競技ですので、皆さんが入部して、一緒に七大戦を戦えることを楽しみにしています。
もし興味を持った人がいましたら、新歓Twitterアカウント @tjudoshinkan21 まで連絡してください。お待ちしております。
これから新歓ブログ等が続くので、それもぜひ読んでいってください。