子供の塾費用を月3,000円で抑える方法(ニチガク倒産)
大学受験を間近に控えたこの時期に、
予備校が倒産したと話題になりました。
「高校生かわいそうだなー。」という気持ちが半分。
「いまだに塾に高い金払っている人もいるんだな。」という気持ちが半分。
僕は2007年、大阪大学工学部に一番で合格しました。
塾には通わず、なんとなく受験勉強していたら合格。
2025年現在、YouTubeを見れば大体の問題は解決できます。また、AIを活用すれば、個々人のレベルに合った解説をしてもらうことも可能。
どういうことか?
Google AI studioを開きます。
https://aistudio.google.com/app/prompts/new_chat
AIといえば、Chat GPTという印象ですが、Googleのアカウントさえあれば無料で利用できるので、こちらを紹介します。
試しに、数学検定2級の問題を解説。
https://www.su-gaku.net/suken/examination/summary/2q/
ページ中ほどのPDFをGoogleにアップしました。
「問題1から6を数学の先生が、高校2年生に授業するように分かりやすく説いて解説してください。」のように入力。RUN
すると、下記の回答が返ってきました。
(長くなるので3番以降を省略)
高校2年生の皆さん、こんにちは!今日は数検2級の1次試験、計算技能検定の問題を一緒に解いていきましょう。問題1から6まで、丁寧に解説していきますね。
問題1. 式の展開
(x+2y)(x² - 2xy + 3y²) を展開します。分配法則を使って、一つずつ項をかけていきましょう。
x * x² = x³
x * (-2xy) = -2x²y
x * 3y² = 3xy²
2y * x² = 2x²y
2y * (-2xy) = -4xy²
2y * 3y² = 6y³
これらを全部足し合わせると、
x³ - 2x²y + 3xy² + 2x²y - 4xy² + 6y³
同類項を整理すると、
x³ + (-2x²y + 2x²y) + (3xy² - 4xy²) + 6y³ = x³ - xy² + 6y³
となります。
問題2. 因数分解
a² + b² + 4c² + 2ab + 4bc + 4ca を因数分解します。これは、(a+b+2c)² の形になっていることに気づけるかがポイントです。展開式と比較してみましょう。
(a+b+2c)² = a² + b² + (2c)² + 2ab + 2b(2c) + 2(2c)a = a² + b² + 4c² + 2ab + 4bc + 4ca
一致するので、答えは (a+b+2c)² です。
※どうしても、答えが違う部分があります。その場合、◯番の答えが違います。のように修正指示を加えてください。
ChatGPTでも同様のことができますが、
アカウントの作成に3分ほどかかります。
Google(無料)
・説明はちょっと分かりにくい部分がある。
・無制限に使える。
GPT(無料)
・説明が分かりやすい。
・ファイルのアップロードに1日の上限がある。
・スマホアプリが使える。
GPT(月20ドル)
・説明がさらに分かりやすい。
・スマホアプリが使える。
まとめると、上記の形。
スマホのGPTは音声で解説、質問できるという点も優れもの。
まずはこの記事を読んでくれているあなた自身が、
AIの性能を確かめた上で、お子様に勧めてみてはいかがでしょうか?
AIを使うと、学習能力がつかない。
AIで楽することばかり考えてしまう。
という抵抗感もわかります。
しかし、AIのこれだけの進化を目の当たりにした今、
「テスト勉強ができる」ことの価値は低下していると思いませんか?
それなら、「AIって面白い」「AIを使えば、こんなことができるのでは?」という子供の好奇心に託す方が建設的ではないでしょうか?