自殺についての一考、中央公会堂を訪問して 下らないニュース解説番外編3
前回、女子高生が飛び降りたニュースを受けて
「死にたい奴は死なせれば良い」
「『自殺は悪いこと』なんていうのは上から押し付けれられた『道徳』で、自殺した人々に対して失礼千万」
「『道徳』というのは、権力者の都合の良いように決められたルール」
「世の中に蔓延している『道徳』には気をつけよう!」
なんていう身も蓋もないことを書きました。
これは全くその通りなのですが、私個人の自殺感について最近思うところがあるので、少々書いてまいります。
大阪市中央公会堂
そこで出てくるのが大阪市中央公会堂。
大学卒業後に北区同心に住んでた頃は天神橋筋や駅前ビルで酒ばかり飲んでおり、造幣局同様中央公会堂には行ったことなかったけど、この度の大阪移住に伴い初めて行ってまいりました。
で、この中央公会堂と自殺と何が関係あるんだという話ですが、中の資料室見たことある人は分かるだろうけど、中央公会堂の建築資金を寄付したのが岩本栄之助という人物で、その岩本栄之助が自殺で亡くなっているから。
詳細は岩本栄之助のwikiを読んでもらえば分かりますが、要は上昇する相場に対して売りを仕掛けたけど株価は相変わらず上昇しっぱなしで、八方塞がりになり拳銃自殺しちゃったというもの。
wikiによると拳銃で喉を撃ち抜いてからも5日間生きたとのことで、『リーサルウェポン』でメル・ギブソンがやりかけてた方法、「顎の下撃ち抜けば一発できまる」とか言ってたのに5日も苦しまないかんのか、そういやゴッホも胸を拳銃で撃ち抜いてたけど数日生きてたみたいやな、
やっぱ『フルメタルジャケット』の微笑みデブみたく銃口を咥えて撃ち抜くのが一番なんやろかと思ってしまいました。
(ビョークのストーカーはどっちやったっけ?今でも動画あるんかいな?今更見る気がしないわ)
人生何が起きるか分からない
そんな銃で死ぬ方法はどっちでもよく、注目すべきは、私の持っている冊子によると栄之助が死んだ10月末の1ヶ月ちょい後の12月、株価が下がっていったとのこと。
大正時代のチャートをちゃーんと確認できていないので何とも言えませんが、これが本当ならばタラレバ論になるけど、追証やら何やら凌いであと1ヶ月半でも生きていれば栄之助の読み通りとなっており、わざわざ自殺する必要なかった、ということになるじゃございませんか。
自殺したけりゃすれば良いけど、死んだ後に何が起きるか分からんので、別に死に急ぐ必要もないんじゃないかなあと、中央公会堂を見ると思うわけであります。
まぁ死んだ後の出来事なんて最早本人には関係ない話だけど、よほどの肉体的苦痛がない限り、特に金や人間関係のことで死ぬなんてバカバカしい話じゃないですか。
生きるための金なんて手に入れようと思えばいくらでも手に入るし、「人間関係」なんてのはつまるところ「下らない赤の他人との下らない関係」やで。命をかけるほどのことかよと思いますな。
以上、
逆張りは有効な手段だが、やるなら「現物のみ」でおこなうこと。
空売りやレバレッジには気をつけよう!
ということで、今回はここまで。