「やさしい日本語」講座終了ー2023年9~11月
みなさん、こんにちは!
日本語パートナーの千原です。
今回参加された方
昨日で全4回のやさしい日本語講座が終了しました。
今回も「あいパル」(上戸田地域交流センター)で行いました。
平日の開催ということもあってか、参加者は4名でした。
立派な研修室で行いましたが、いつかは満員になることを夢見ています…。
少人数での講座だったので皆さんと、色々なことを話しながら、進めることができて私の方がたくさん勉強させていただきました。
地域で外国人支援のために携わっている方もいました。
ボランティアによって、成り立っていることが多いなあと改めて実感しました。
講座の内容
今回は1時間40分×4回という長めの講座でした。
前提の話として、日本に住む外国人の現状や、日本語力などのデータを確認したり、どんなことに困っているかなどのアンケート結果を見たりしました。
そして、実際にどのようにふつうの日本語を「やさしい日本語」にするかを実例を通して学んでいきました。
実践練習として、買い物中に火事にあったとき、放送をやさしい日本語に通訳しながら避難するとか、避難情報をやさしい日本語に書き換えてみるなど行いました。
みなさん、とても上手に表現されていました。
最終回では自分の持ってきた素材やこちらが準備した素材を翻訳するという活動を行いました。
「やさしい日本語」を広めるためには?
どうすれば「やさしい日本語」は広まるか?という題で話し合いましたが、参加者の方から出た意見を書きます。
「10年、20年と時間はかかるかもしれないが、少しずつやっていくしかない」「そういった時代の変化に乗れない企業は淘汰されていく」
そうですね。
「多文化共生」と言う言葉自体は20年前ぐらいから聞いていた言葉ですが、実際に本当に外国人が増えてきて、そして今後もさらに増えていきます。
外国人とともに何かをすることが当たり前の世の中になっていくので、それにどう対応していくか、考えるだけではなく、行動に移していく時がもう来ています。
というわけで、今後も私は「やさしい日本語」講座を開催して、地道に広めていきたいと思います。
出張講座もいたします。
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