東南アジア旅行ふり返り#3 タイに行ってガチガチになっていたことに気づいた話
マレーシアを満喫してタイに来ました。
前回の記事はこちらです。
ほほえみの国、タイ。
私も旦那さんも何度か来たことがあって大好きな国です。
あれ、タイ人って冷たい・・・?
タイに到着してまもなく私が思ったこと。
「あれ、タイ人って冷たい・・・?」
タイに来るのは今回で3回目です。
最後に来たのは5年以上前で、記憶は少し朧げではありますがタイ人はみんな、ほがらかで笑顔が素敵なイメージがありました。
何よりも「ほほえみの国、タイ」と呼ばれるくらいだから、きっと今も人々の笑顔は素敵だろうな。
そう思ってタイに到着したのですが、何だかどの人もそっけないような態度でもちろん笑顔を見ることはあまりありません。
「私の大好きなタイってこんな感じだっけ・・・?」
数日そうして考えていましたが、原因は私にあることが分かりました。
私が緊張してガチガチになっていたんだ
私自身が緊張してこわばった態度で人々に接していたことに気づきました。
タイに来る前に過ごしていたマレーシアでは、ほとんどの時間を現地の友達と過ごしていたので、何も不安に思うことはありませんでした。
またマレーシア人に対しては、とても親切で笑顔が素敵!という良いイメージを持ちました。
マレーシアを離れて2人だけでの旅行がはじまり、すごくこわばっていたように思います。
「コロナは大丈夫だろうか。」
「無事に今日の宿まで辿り着けるだろうか。」
「何かトラブルに巻き込まれないだろうか。」
心配性の私は無限に不安を生み出していました。
今思うと初めての旅行でもないのに、異常に固くなっていたなと思います。笑
コロナ禍で旅行に行けなかったこともあり、知らない間に身体も心もギュッと固く縮こまっていたように感じます。
あとは旅行の感覚も忘れていました。
どんどん世界が変わっていった
そんなわけで自分に原因があると分かり、それからは表情を緩めて相手の目を見て話すように心がけました。
もちろん笑顔も忘れずに。
そうしていたら、みるみるうちに世界が変わりました。
多くの人が笑顔を向けてくれるようになりました。
私の大好きな「ほほえみの国、タイ」が戻ってきました。
わーーーい!!
「他人は自分を写す鏡」
この言葉の本来の意味に当てはまるか分かりませんが、この言葉がすごく思い出された出来事になりました。
旅行の序盤でこのことに気づけて幸運でした。
日常を出たからこそ気づけたこと
私が旅行が好きな理由のひとつに、非日常を感じられることがあります。
日常を離れることで、気づけること、冷静になれること、また新しい発見が溢れています。
こうして言葉で表現できる気づきになるときもあれば、身体で感じてあとからゆっくり染み込んでくる気づきもあります。
これは私の価値観ですが、旅行に行かなければずっと同じ日常の中にいて、狭い視野の中に閉じ込められた人生になってしまう気がします。
もちろんそれは旅行じゃなくても、色んな方法で非日常を感じることができると思います。
人によって様々な方法で日常から少し離れてみることは、日常をより良くするために大切だなと感じます。
もしくは、新しい気づきは本当は日常の中にも山ほど転がっているんだと思います。
日常に戻っても今回の気づきを忘れずにいたいなと思います。
また、自分でも気づかないうちに、考えが凝り固まりがちだということを強く心に留めておく経験になりました。