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衝撃的なことばを思い出した

これは、12年前の長男が6歳の初夏。
つまり、小学1年生に上がって落ち着き出した6月のことのはなしね。
友だちから言われたことばが、あまりにも衝撃的で、わたしの人生の価値観をひっくり返され、また、ものすごく安心したことばだったの。

それは、

「ひろちゃん、学ぶ権利をはき間違えてるよ。
子どもが『行きたくない』と言ってるのに無理やり行かせようとするのは間違いなんだよ。
子どもが就学時になって『学びたい!』と思った時に親として行かせてあげるべきなのが学ぶ権利。だから、行きたくないと言ってるんだから、まずは休ませてあげる事が大切なんだよ」

いや〜、彼女がいなかったら、今頃わたしたち親子は、まだ、ぎくしゃくした関係が続いてだろうし、
○○(漢字です)と言われてもおかしくなかったでしょう。


その頃のわたしはもうかなり切羽詰まってたみたいで、必死だったの。
学校(義務教育)=子どもは学校へ行って学ばなければならない=親は学校へ行かせなければならない
そんな大きな勘違いをしていたんですよ。トホホ。

これは、何かというと
国際的にも守られている
【子どもの権利条約】
第29条に、教育ついて
第31条には、休むことについて
ちゃーんと書いてあるんだよね。

そして、これを履き間違えて理解してたら大変な事になってしまう!

そして、これまた衝撃な事実を
こどもフォーラム代表の原京子さんから伺いました。
それは、
「これ(学ぶ権利のはき違い)を未だ理解できていない大人の割合がは70%なんです。」

え?
逆じゃなく?
70%がまだ知らないの?

少子化うんぬん…、子どもの立場うんぬんではなく、
こういうことって、みんなはどういうきっかけで知るんだろうか?


ちなみに、
わたしは
その後12年の間にも
子どもの権利についてはことあるごとに触れてます。

#こどもNPO のスタッフになった時に何度も!
(特に子どもの社会参画には)

子どもたちが通う学校から「なごや子どもの権利条例(当時はなごや子ども条例)」の小中学生パンフレットで何度も!

また、娘のスクールからは
#セーブザチルドレン  のちょーーー簡単に短く訳してくれたプリントがお部屋のどこかで見た記憶がある。
#てんぱくプレーパーク  かもしれん…
あいまいすぎる笑

結構、身近なんだよ。
それってわたしの環境がちょっとおかしいのか?
国や自治体やいろんなNPOの団体が、
こども家庭庁作るずっと前から
こうやってアピールしてくれてるんだよね。


「あることばができるのは、できていない事実があるから作られるのです」
これは、#方眼ノート 開発者であり、ベストセラー作家の高橋さんが、そんなニュアンスで教えてくれたことがあります。

この高橋さんのことばと、原さんがおしえてくれた数字に、納得してしまった。
子どもを持つ親として、子育て支援の現場に立つものとして、うれしいのではなく、本当は違うことかもしれないね。



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