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ずるい男と弱虫女

男とは時にめちゃくちゃずるい生きもんだ。

そしてそれに釣られるように存在する弱虫女。


ずるい男に騙されるそんな女の話をしょう。

あるところに、ずるい男と弱虫な女がいました。

ずるい男は女と何度か夜を共にし、
女はまんまとその男の都合のいい女になったのでした。

男は知っていました。

その女が押しに弱いと。そして押されたら付いてくるような軽い女だと。

最初のきっかけはお酒でした。

飲ませると飲ませるほどに女はどんどん酔っ払い
男のいいなりとなりました。
そうして一晩を過ごしまんまと都合のいい女のスタートを切ったのでした。


ここまでの話は

いつもずるい男に引っかかるバカな女の話。

女は男に少しの興味と恋心を抱き相手に身を任せる。

きっと今回も「彼女」と呼ばれる役職はもらえないってわかりながら
それでも淡い期待を胸にベットに入る。

最初は女も寂しさからの軽い気持ちで少し男を利用する下心もある。


それなのになぜだろうか。

男に惹かれてしまう女になる。


男は女を抱くと夢から覚めたようになる。

昨日までの優しさがどこかに消えたみたいに。


それでも女は心の片隅できっと2人の関係に変化が訪れると期待する。

そう。確かに変化は訪れる

「セフレ」という名前への昇格。

友達の方が上なのか「セフレ」の方が上なのか。

そんなことはわからないが、

個人的な意見だと確実に「友達」の方がいい。


友達はまだ見込みがある。

もし男に恋心をこれから抱いたとしても告白のチャンスもデートのチャンスもあるだろう。

でもなぜだろうか「セフレ」に一度なると不思議とそんなチャンスは消え去る。

男もタダで抱ける女にお金も時間も使う必要がないのだろう。


ハァ〜悲しいお話になってしまいそうだが。

ここまでのお話はわたしの体験談だ。

それも一度の「セフレ」体験などではない。
何度も何度も体験したわたしの話。

どうぞ人生の暇つぶしにもう少しお付き合い願いたい。


なぜかいつも「セフレ」になる。

いや相手に言葉で「おいセフレ」と呼ばれたことはないが確実にその扱いを受ける。嫌だもうそんなのが一番の気持ち。

わたしだって誰かの一番でいたい。

どうでもいい女も

都合のいい女も

ただ夜呼ぶ出しされる女ももう嫌なんだ。


夜呼ぶ出しされるとわたしはいつも飛んでいく。

なんでかって行ったらもちろん会いたいし抱かれたい。

そうわたしは自分で思っていたよりセックスが好きだったんだ。

それなのに相手からの愛を感じないのは悲しい。

単純にセックスだけを楽しめればいいのに、
そこにセットで愛も欲しい。

女ってそんな生き物ではないですか?


そんなわたしでもいつも誰かの都合のいい女どまりなわけでもない。

こんなわたしでも覚えている人数では過去に三人ほど長く交際した。

長いと行っても3年と2年と1年。

月日が経つごとに減っていって入る・・・


ただ問題なのかなんなのか

交際相手の数より都合のいい女体験の方が多い。


これだから嫌になる。


素敵な思い出いっぱいの人生を送りたい。

素敵な恋とか愛とかのみを語りたいのに
それよりも「セフレ」体験の方が印象深い。

だから何度も同じようなことを引き寄せる。


自分でもわかっているその記憶を
都合のいい女の記憶ばかり思い出すんじゃなくって、

いい思い出を思い出せばいい。


そしたらいい思い出をまた引き寄せるキツカケとなるのにって。


それなのに頭の中はまた騙されやしないか。

また誰かの「セフレ」というポジションに任命されないかで不安でいっぱいなんだ。



考えるだけで嫌気がさす。


じゃぁなんでそんなこと考えるんだよ。

考えなきゃいいじゃないか。

その通りだ。


それなのに脳みそって不思議だ。

記憶って不思議だ。


なぜネガテイブ体験ってこんなにも色濃く残るのだろうか。

いい思い出だけを思い出したいし

いい女扱いを思い出したい。

いい彼氏とのデートも思い出したい。

これでも3年付き合った彼氏とは同棲したし
結婚の話まで進みそう?だったのだ。


それなのになぜだろう。

なぜ今もわたしは1人なのか。独身30歳女。


昔15歳の頃大人になったらすぐにでも結婚すると思っていた。
当時はまだ処女ではあったが、それでも結婚を夢見る中学生であった。

それと同時に夢は叶わないんだと信じる中学生だった。

だから結婚した方が女は得なんだと思っていた。

そんなわたしがなぜ都合のいい女となるのか。


その続きはまた次回。


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