地球へ途中下車夫婦のピースボート11/13 いよいよ海賊対策海域へ!
船は紅海の出口の一番狭いところでは、左舷側ににイエメン、右舷側にジブチを見て、アデン湾へ。アフリカのツノ、ソマリアがツノのように飛び出た場所です。
今夜からいよいよ、「海賊および不審船対策海域」を通過します。
海に面した各客室では、窓側のライトをつかないようにし、カーテンをぴったり閉めて、夜間は部屋の灯りは枕元のライトのみにし、外に灯りが漏れないように、午後7時以降はデッキに出ることは禁止になりました。
何隻かがコンボイを組んで、日本の海上自衛隊が前後とヘリコプターで上空を警護しながら航海しているらいしのですが、外に出られないので、確かめようがないので。明日、明るくなって外に出られるようになった、見てみます。
今日は船内の食事についてレポートします!
まず、以前のピースボート(オーシャンドリーム号)に比べて、今年4月の114回から、パシフィックワールド号(元サン・プリンセス号)になって、一番変わったのは、食事だ、とみんな言われます。以前はそれなりに美味しかったけど、毎日、給食方式で選びようがない決まったお膳が出されて、しかも、食べる時間が決まっていたそうです。
しかーし、パシフィックワールド号になってからは、まず、大食堂というか、バイキング形式の14階のホライズンコートは、朝5時から24時まで開いています。和・洋・中華・エスニック、カレー、パスタ、チャーハン系、とバラエティに飛んでいます。しかも美味しいです。麺類も、うどん、そば、ラーメン、エスニック麺が日替わりで。おすすめは、けんちん蕎麦。
果物、サラダバー、デザートも豊富です。まず、この場所があるので、いつでも食べられ、くいっぱぐれはありません。食事のほか、ケーキとお茶でおしゃべりとか、宴会をしているグループとか、ミーティング、待ち合わせ、と、多用途に使える社交場です。
そして、ワンランク上の食事ができるのが、5階、6階のレストランです。5階は朝・昼は和食、6階は朝・昼も洋食、夜はどちらもテーブルセッティングのあるコース料理です。前菜、スープ、メインは魚か肉、それぞれ3種類から、それにベジ、パスタ、デザート、飲み物まで、好きなものを好きなだけ選んで、4日に一回、メニューが変わります。
その他に、5階のカフェではドーナツ、クッキー、スコーン、チュロスなど出来立てのお菓子、ホットサンドやサンドイッチなどの軽食を提供しており、8階には焼きたてピザの店があり、14階の昼波平では日替わりのバーガー、夜は居酒屋になり、お酒は有料で、有料のおつまみもありますが、食べるものはホライズンコートから取ってきてもOkです。
有料の寿司屋があります。この間、初めて行きました。まあ、船のなかなのでこんなもんかなー、と思いましたが、醤油とワサビと鮮魚の味に、「里心がつくな、日本に帰ったらスシロー行こう」と思ってしまいました。
わたしたちは、朝は6階の洋食コースか、時間のないときは14階のバキキング、お昼は、5階和食の蕎麦とチラシ寿司のセットとかで短時間で食べる(6階に行くと、昼もコースなので、1時間かかる。メニューは夜とは別でパスタ系とかをサラダの前菜とデザートとかで食べられます)。で、夜は主に6階でコース料理を。でもコースは2部制で5時~5時半までに入るか、7時半~8時までに入って約1時間半
かかるので、企画や出たい講座や映画の時間によっては、14階で短時間で済ませたり、遅くに麺類だけにすることもあります。
寄港地で観光した日はだいたい、その国のビールやお酒を買ってきて、スーパーでお惣菜やおつまみなども買ってきたり、それに14階からサラダだけを足して、14階のテーブルで食べるか、部屋で食べます。寄港のいいときは屋外のプールサイドでも。基本的に、持ち込んだり、食べ物を持ち出したりは自由です。お皿やコップはあとで返しに行きます。
各客室には冷蔵庫があり、冷たい飲みのもを冷しておくことはできますが、14階に行けば、コーヒーも紅茶もお湯も、水も氷もあるので(ジュースは朝だけ)、ある意味、自宅にいて、夕食後、コーヒーをいれるのに台所に行く感覚で、14階を利用できます。
5階、6階は、相テーブルが基本なので、最初の頃に同じテーブルになった人同士がその後も親しくなることが多いように思います。かなり、情報収集の場にもなります。
14階はわりと食べたらすぐ立ち去る人が多いので、誰とも話したくないときは座る場所を考えるとか、さっさと済ませたいときに便利ですが、常に混んでいるので、相席になることが多く、隣になった人どうしの話ははずみますが、5階、6階ほど、同じテーブルの人同士、おしゃべりしながら食事が進行する、という雰囲気はなく、気楽です。
食事に関しては、かなり満足度は高いのですが、そのぶん、体重が増えることとのたたかいです。😅
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