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カイガラムシ絶許


パキフィツム・桃美人

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2号鉢パンパンに育ったパキフィツム・桃美人(たぶん)
150円の名無しだったけど、多肉らしいぷっくり感と色味に溢れてる。地味だけど可愛い子。

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うーんかわいい

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って成長点、カイガラムシいるやんけ!!!

カイガラムシは楊枝で取るのが基本

まず前提として、私は園芸で殺虫剤や農薬の類を使ったことがありません。抵抗があるので。
そのため虫が付いた際はチマチマ爪楊枝で取っています。
この楊枝で取る対応はたぶん薬使ってても必要になるとは思う。

でも、カイガラムシってよりによっていつも成長点にいますよね。やっぱり柔らかくておいしいのかな?
成長点をあんまり楊枝でつつくのはやめた方がいいです。
わかんないけどすぐ傷ついちゃうし絶対よくない。

薬も楊枝も使わずカイガラムシを取る裏技

そこで私がいつも使ってる裏技のご紹介。
葉を傷付けず虫だけ取る秘密兵器とは……

霧吹きです!!
カイガラムシは水圧に弱い、そこで霧吹きの頭を回して水鉄砲モードにすると……

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もうこれで5、6発患部を撃てばカイガラムシはどっか飛んでいってしまいます。
葉に穴が開きそうなので水圧はほどほどに鋭くない程度で。

ふぅ、これにて一件落着……
って、よく見たら茎にも根っこの方にも虫がびっしりいるやんけ!!!
(写真は自主規制)

カイガラムシが大発生していた場合

カイガラムシが取り切れないほどに大発生していた場合、
私はシャワーで丸洗いしちゃってます。

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虫がびっしり付いてる時は根も怪しい、もう引っこ抜いて徹底的にジャージャー洗っちゃいます。
根の土も流してしまう。

もちろん洗った土はバケツで受けてスクリーニングした後に処理。
排水溝がつまっちゃうからね!

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この写真、白いのが浮いてるのわかります?
パーライトもあるけど、虫も40匹くらい確認できた……。

今度こそ一件落着

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ご覧の通り土をきれいに流しちゃった上で新しい土に植え付け。
もう11月中旬だけど根も傷つけてないしたぶん大丈夫だろう、
虫だらけよりマシ……。

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カイガラムシを見つけてもあわてないで!

はじめて虫の大発生を目にした場合パニックになって薬買いに行っちゃったり、周りへの伝染を恐れて株を廃棄しちゃう人までいるらしいけど、
カイガラムシは移動力が弱いのですぐさま周りの株にうつりまくることはありません。

あと発生しやすい品種と好まない品種とがある。
セダムのごちゃ混ぜ寄せ植え鉢に大発生した時もある種のセダムのみにしかつかなかったりした。

意味があるか分からないが一応自分の環境でカイガラムシ大発生を確認したものをメモしておきます。

パキフィツム・桃美人
エケベリア・ホワイトライン
グラプトペタルム・パラグアイエンセ
グラプトベリア・アメトルム
ガステリア・臥牛
セダム・レッドベリー
セダム・ルペストレ

シャワー法の弱点

エコなカイガラムシ駆除としてこのシャワーで丸洗いする方法はかなりオススメです。

でもお読みの方すぐ弱点に気付かれたと思いますが、
・粉系多肉
・ポロポロ葉がすぐ取れるやつ
これには使えませんね……。

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現在もレッドベリーは楊枝常備で文字通りしらみつぶしに虫を取るのを続けています。
できる限り薬を使わないのがモットーだが、いつまで続くのか……。

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