見出し画像

文由閣へようこそ

昨年、10月の終わりに改修工事を行った文由閣1階ロビー。
その後も壁に色を塗ったり、椅子が追加されたりと、少しずつ手を加えながら皆さまをお迎えする準備を進めております。やがてあたたかい季節になり、もう少し人と人が集いやすくなる日が来ると信じて、さまざまな用途を構想中です。

すでにたくさんの方にご訪問いただいております

文由閣の1階に、光の差し込むある日の午後。さまざまな方が訪れます。本院にお参りの方が「前号の萬亀を見て、来てみました」とご挨拶をいただいたり、「前から気になっていたので」と近所にお住まいの方がドアを開くことも。スタッフ一同、嬉しいことと感じております。同時に、「この場所をもっと活かしたい」「東長寺らしい活動を」とアイデアを出し合いながら検討を進めています。

お坊さんがいる・話せる「寺カフェ」構想中

可動式のキャビネットを活かすことで、催し物に合わせたテーブル配置ができるようになりました。セミナーや講演会のときは、上の写真のようにキャビネットを演壇にしてスクリーンを設置。体験型のワークショップのときは、下の写真のように机を広く、キャビネットはカウンターのように配置することができます。

まず注目したのは「文由閣がお寺の一部とわからなかった方々」の存在です。その原因は本院から離れた位置や外観に加えて、訪問される方々と僧侶との接点が少なかったことにあるのかもしれないと考えました。
 東長寺には全国各地より縁あって勤めることになった僧侶が5名ほどおります。まだ若い者は「いろいろな場所で、たくさんの人と関わりたい」と思いながら普段は本院でお勤めしております。一方、檀信徒の方からは法要や行事の場ではなく、もう少し気軽にお坊さんと話してみたい、というお気持ちを感じる場面もありました。
 そこで、文由閣ロビーでお坊さんとお話や交流ができる「寺カフェ」を始めてみることにいたしました。未だ新型コロナウイルスの感染状況は注視しなければいけませんので、カフェと言っても、僧侶の故郷のお菓子をお茶請けにお飲み物をお出しするだけという、簡素なスタートになりそうです。
 お出かけや人とお話する機会が減ってしまった昨今。僧侶たちの自己紹介も兼ねて、ささやかな交流の場をお楽しみいただければ幸いです。開催は暫定ではありますが、平日月二回程度とする予定です。
 「寺カフェ」以外にも、セミナーやワークショップを企画中の文由閣。普段からお茶をご用意してお待ちしております。ほっと一息つきながら今後の催しもののアイデアや、何気ないお話しをいただけたら幸いです。

萬亀 No.141(2023年3月号)


お坊さんがいる、お坊さんと話せる。”寺カフェ” を開催します。

*2023年4月の開催日程*

第一回目:4/3(月)15時〜閉山まで
第二回目:4/25(火)15時〜閉山まで

寺カフェでは、お坊さんとお話ししながら、簡単な座禅や一言写経なども体験していただけます。
どなたでもご自由にお入りいただけますので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

\ NEW   /
☕︎寺カフェInstagram
https://www.instagram.com/tochoji_bunyukaku/


【この記事も読む】
曹洞宗萬亀山東長寺(新宿区四谷四丁目)の納骨堂にて、新区画として「ペットと入れるお墓」の受付を開始するとともに、全国の保護施設で亡くなった動物たちの遺骨の受け入れ、供養・埋葬を実施いたします。 
by PRTIMES


<お問い合わせ連絡先>
東長寺結の会事務局 
電話:03-5315-4015(9:30~17:00)
メール:toiawase@tochoji.org