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「毎日を好きなことだけで埋めていく」 そんな事が可能なのか

 タイトルを見て、そんなうまいこと人生はいくか!って思いつつも、騙されてもいいから読んでみようと思って読んでみた。

「人生とはこういうもので、仕方のないことなんだ」と信じ込むことで自分をごまかしてた

 この言葉は最近まで私も思っていた事だった。辛いしんどい、明日はまた仕事だ。そう思いながら、それでお金をもらっているのだから…みんながやっている事なのだから…これは仕方のない事だと。必要な苦しみなんだと。

 


 周りからの教えや自身の経験をもとにして生まれた「考え方」を正解だと思って生きている。「本当にそうかな?」と疑ってみることで、自分を幸せにする扉が開く

 今私はこの段階で戦っている最中。仕事が嫌だな、合わないな。みんな頑張ってるのに私だけ逃げてしまったらいけない。私に問題がある。そう思ってた。


 だけど冷静に考えたとき、私が楽しい事好きな事が万人と共通ではないのと同じように、辛い事苦手な事が他の人と同じではない。という当たり前の事に気付いた。

「がんばらないとできないこと」は「人に任せていいこと」

 また、これは違う本なのだけど…
仕事は楽しいかね、という本から

優れた長所があってこそ人は能力を発揮する。強みにこそ焦点を当てるべきだね

 とあった。

 子供の頃からよく耳にしてた言葉。みんな違ってみんな良い。そんな言葉を大人たちが吐きながら、結局みんなと同じ事をしていないと白い目を向けられる。結局はずっと人の目を気にしてみんなと同じじゃなきゃいけなかった。

 けどそうじゃない。みんな違う人間なんだから、得意な事も違う、やりたい仕事も違う、感じ方考え方だって違う。だから他の人の考えで私の未来を決めてはいけないんだ。合わないのなら、自分の強みは何か、得意なことは何なのか、それを活かして生きてく方がよっぽど良い。私はもう立派な大人なのだから、自分で考えて選択して良いんだ。



 それでも自分一人じゃ、今まで持ち続けてた考えを変えていくのは難しい。

 自分の考えが煮詰まってしまった時は、本という良き相談者からヒントを貰ってごらんとアドバイスを貰ったことがあった。自分と違う生き方をしてる人、自分と違う環境にいる人の話を聞くことで、凝り固まった自分のこう在らなければいけないという考えが溶かされていく感覚がある。


「毎日を好きなことだけで埋めていく」事がきっと出来ると信じて。この本で少し勇気付けられた。小さな一歩から初めてみよう。

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