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minneさんのおはラボで質問が採用された! そこから得たもの。
こんばんは。
11月1日(日)のイベント出店に向けて、てんわやんやのtoccorriです、こんばんは(2回目)。
11月1日、埼玉県桶川市にある「おけがわべに花ふるさと館」という素敵な会場で開催される素敵なイベントに出店させていただきます。
いろいろあって、ようやく今年初のイベント出店!
長かった…ようやくイベントを楽しめます。
準備、がんばってます。
絶対に晴れますように!!
バッチリ宣伝させてもらったところで、
今日は、少し前に起こった信じられない出来事についてまとめておきたいと思います。
それは、、、
minneラボさんの「おはようminneラボ」に、toccorriが寄せた積年のお悩みが取りあげられたこと。そしてそこから、toccorriが見て見ぬふりしてきた課題がずいぶんクリアに浮き彫りになってしまったよ。。。というお話です。
おはラボにtoccorriが!!
まずはおはラボのご紹介ですよね。
「おはようminneLAB」、通称「おはラボ」は、ハンドメイドマーケットの最大手、minneさんが作家向けに配信しているお勉強コンテンツです。
toccorriの記事には、すでに何度かお出ましいただいています。
作家から寄せられた質問やお悩みに、minne作家活動アドバイザーの和田まおさんが毎回丁寧に、真摯にお応えいただいています。
コンテンツは、Youtubeで配信されているのですが、その収録の様子をインスタライブで生配信されていて、私はそれを視聴するのが毎週の楽しみになっています。
Youtubeでは淡々とお応えされているまおさんですが、インスタライブでは、じゃんじゃん寄せられるコメントにまおさんが都度反応されます。
つまり、視聴している作家たちとコミュニケーションを取りながら、youtube用の動画撮影をされているわけですね。まおさんは、撮影の準備段階からインスタライブ繋いでくれていて、「ちゃんと聞こえますかー?」みたいに問いかけしてくれたりしていて、まさに撮影のスタッフとしてその場にいるみたいな感覚。作家のみなさんも、コメントで様々にレスポンスしているので、それを見ているだけでも面白いコンテンツです。
ご紹介が長くなりましたが、そんな、minne作家がたくさん視聴しているおはラボに、toccorriのお悩みを取り上げていただいた、という一大事がおきました。
確かにお悩み投稿したけどさ、まさか採用されると思ってないし。
普段通りに「今日もおはラボの時間だわ~」と視聴始めてみたら、見覚えのあるリースがドンと画面に出てて、腰が抜けた次第です。
相談内容
さて私、こんな内容のお悩みをまおさんに投げていました。(だいぶ端折ってます。詳細は↑のminneラボさんのnoteをご覧ください)
minneギャラリーには、テイストの違う作品が3パターン混在している。方向性を再検討していて一部商品ジャンルを絞ったり改善を試みているものの、このまま混在している状態でよいものか?
お客様視点を考慮してギャラリーを分けるべきか?
まおさんの回答
そしてまおさんの回答、サマリはこちら。
ギャラリーは分ける必要なし。
素材(種豆、ドライフラワー、アーティフィシャルフラワー)の違いを気にしているが、客観的に見たときに素材の違いは気にならないし、作品の世界観には統一性がある。また、ギャラリーを分けた場合には、ひとつのギャラリーの点数が大幅に減るため、お客様の満足度は下がるだろうから、その観点からも分けないほうがベター。
作品そのもののファンを増やすことよりも、作家自身のファンを増やすことを目指すべき。その世界観に共感してくれるファンを増やすことで、作風が違うものが増えたとしても、その違いを楽しんでお買い物していただけるようになる。
最後に、価格は控えめな印象。
手の込んだ作品が多いため、原価率を確認し、価格は再考が必要。
なんとありがたい回答…涙。
投稿したお悩みの端的な回答だけじゃなく、そこから派生させて、もっとその作家や作品を俯瞰的にみたうえで、課題感やその解決方法を回答をしてくれるのが、まおさんのすごいところ。
インスタライブでのコミュニケーションといい、回答内容といい、とにかくこの方は作家ひとりひとりを丁寧に見ているんだな、という印象を強く持っています。
番外編
この、まおさんからの回答だけでも大満足なんだけど、このコンテンツのすごいところがもうひとつ。
それは、視聴している他の作家さんを、ガツッと巻き込んでくれているところ。
実際、このおはラボをリアタイで観ていた作家さんたち、たくさんコメントを寄せてくれています。
さらには、配信後のツイッターでも。
作家のみなさんからの感想&アドバイスがとにかくすごいし、同じ境遇の方やそれを乗り越えてきた先輩からのコメントがとっても大事。
・作業のプロセスがすごく細かくて手をかけているのにびっくり。ただしそれが作品を見るだけではなかなか伝わらない。プロセスをもっとアウトプットするべき
・価格設定が甘い。もっと作業内容に見合った設定を
・作品のストーリーをアウトプットしてほしい
・「地味なことが地味にすごい」ということを自覚して発信していくと、そのすごさに魅了されてファンが増えるはず
このやり取りを通して、つい最近ちゃんと運用を始めたツイッターで、たくさんの作家友達ができました💛 ホント、ありがたい話。
こんな経験から、またアウトプットが楽しくなる。
プラスのループに居ることを実感できます。
そして、これからtoccorriがやるべきこと
この貴重な経験をいただいて、toccorriが考えたこと。
結論①
ギャラリーのお悩みは解決。自分の作りたいものに正直に制作を続けていれば、toccorriの世界観に共感してくれるファンの方はついてきてくれる。
結論②
もっと、制作のプロセスや考えをアウトプットする。「映えない」と決めつけて閉じ込めていた情報こそ、他者から見ると面白いコンテンツだったりする。
結論③
価格改定をちゃんとしよう。
toccorriは、これまでSNSの整理や顧客対応など、「形」のカイゼンを進めてきました。
が、今回は自分の考え方や世界観の創造など、形のないもの、まさに「脳内"再"整理」を求められた実感があります。
「一歩引いて、全体を俯瞰的に見る」ことの大切さを教わった気がする。
また番外編からは、各SNSで作家さんとのコミュニケーションが増えました。作家間のコミュニケーションが、こんなにも楽しくて有益なものだったなんて知らなかった。創るもののジャンルが違っていても、活動のコアな部分や目指しているものの多様性を知ることって、こんなにも自分に活かせるポイントがあるんだってことに、今さらながら気付かされました。
作家のみなさん、本当にありがとうございます。
問題は、、、③の価格改定、なんです。
これね、自覚してたの。
分かってたんだけど、過去のしがらみやいろんな事情があって、ズルズルとここまで来てしまっていたのです。
だけど、今回、まおさんがはっきり言ってくれた。
「価格が控えめな印象。この作業量とクオリティからすると、2倍、3倍の価格でもおかしくない」と。
涙が出るほどうれしかったし、ありがたかったコメントです。
過去に遠慮してズルズルしている場合じゃない。
toccorriを少しでも息永く続けていくためにも、そろそろ正面から向かいあわなければならない時期なんだな。と。
ということで、今、この価格改定について真剣に考えているところです。
方向性は決まった。残る課題は、どのように実行していくか。
……って話を、次回あたりにできたらなーと思ってます。
手を動かしながら、頭も動かしていきます。
あー脳みそがねじれそう。
つづく。