網走でエスニックが人気?
-地元でがんばっている人
移住をするとして。その先で何をするか?
農家に嫁いだ従兄妹。旦那さんも次男が継いでくれるので少し表情が柔らかくなってて。旅の最後はお宅に泊めてもらいました。
鎌ちゃん(従兄妹の夫)は、今、ブルーベリーやイチゴを試しているらしく。そのハウスでは観光や体験用として発展させたいとのこと。農業をもっと知ってもらい従事者を未来に繋ぎたいとの志。いいなぁと思いながら、もぎたての苺を頬張った。甘い!いつも食べているのより美味しいぞ、、。
「もし、何か始めるとして
食べ物を扱うなら、育ててくれる?」
二つ返事で「いいよ」と。
なんでも実るから言って。だって
なんとも頼もしすぎる。親戚だから安心だし。同世代だから通じるところが多いのも良い。
その晩。屯々から帰ってきて。
和恵(従兄妹)と、移住や次の暮らし(老GO)について少し話してみた。三人の子育てを終えた彼女はまだ50歳。若い。看護師なので身体動くまでやるとのこと。どうせこっちに住むなら、遊びに行けるところがいいとのこと。そりゃ賢い要望だ笑。話の流れから近所で人気&話題の?雑貨屋さんがあって割と長く続いている。と教えてくれた。今は買い付けに海外に行っている。と貼り紙がしてあって閉まっているらしい。残念。
?でもSNSではやっている
明日の帰り道に実際寄ってみることにした。
お店に着くと、確かに閉まっている。ただ、貼り紙の内容は移転先の知らせだった。「呼人郵便局の隣」とある。すぐ近く。
以前よりお店が大きくなった様子。無事オープン中だった。
店に入ってみる。
まさに、ザ・インドのエスニック雑貨店!と言った感じ。都会によくありそうなチチカカさんのような。せっかく来たので、じっくり物色してみることに。
そんなわたしが言うのですが。
セレクトが素晴らしい。
何が良いか?
センスにブレがない。なんて言うか。物選びに愛がある。それが伝わってきます。チェーン店のセレクトさんとは違う。そう。ちゃんと自分の目で選んだ本人が、自信を持っておすすめする感じ。そしてお店のディスプレイまで自身で手をかけている。そのこだわりと愛情が滲み出ている。
いくつかお気に入りを見つけて
店主さんに話しかけてみる。
そして
連れて帰ってきた子たち
お会計してもらっている時に、気になったことを聞いてみた。
「真冬はどうですか?」
「冬でも多くの方にご利用いただいてます!」
と笑顔で即答。
そうか。今は優秀なアウターがごまんとある。インナーTシャツを一枚でもこれを着れば極暖!などのダウン。そして、何より北海道の家はとにかく暖かい。真夏以外はストーブを焚くこともある。真冬でも室内では半袖で過ごせるくらい。
勝手な思い込みもあった
そもそもアイヌ民族だってエスニック
お家時間が長くなる北国で、気候にエスニックを楽しむ。北欧のヒュッゲもいいけど楽しみ方は人それぞれ。お部屋着としてエスニックで寛ぐ姿があってもいい。
-北国でエスニックが人気な理由
①セレクトが徹している
ブレなく店主さんのこだわりが詰まっていて、インドエスニックへの愛が伝わってくる。
②珍しい
アイヌ文化が注目されはじめているのは、ゴールデンカムイの影響以外にもある。日本の地域文化の総見直しがされている。その風潮が各地で起こっている。「文化に触れること」これを無意識に欲している。この雪国でインドに触れられるのは貴重。それを暮らしに取り入れられる。
③場所
なぜここを?という質問もしてみた。
呼人は決して繁華街ではない。少しの滞在時間だったが、入店が途切れなかった。答えは「パートナー(夫さん)の地元が斜里でその縁で。」シンプルに言い表すと「人脈」と言える。
人気の理由まとめ
好きを(偏愛)
徹して(熱量)
繋がり(人脈)
を大切にする(縁)
これだと思います。
うん納得。
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