ニューノーマルでミニマルな生活に抵抗してみようそうしよう。
『冬の晴れの日に履く白い靴』
「ホワイトバックス」
白い革靴を履いている人を最近街ではあまり見かけなくなってきた。どちらかと言うと夏靴ではある。私も一足所有しているがここ数年は履いていない。夏場であればコードレーンにIVYスタイルをしていた頃もある。でも職種のせいかスーツにネクタイも年に数回も無い。全くこの靴を履いていないことを思い出した。
そのホワイトバックスとはこれ↓
履く機会がない…。かといって、もちろん捨てる訳もなく。お気に入りだし逸品だが、今後は需要がますます無くなるのでもう手に入らないと思われる。この靴だけに言えることではなく肩肘張った服装はどんどん無用になる。
こりゃいかん!
よし、ここはひとつ。ニューノーマルでミニマルな新様式に抵抗してみよう。
こうゆう時はまず、現状分析だ…。
私の会社も執務スペースが半分に縮小され在宅ワークが推奨されている。オフィス以外で仕事をする事になる。そうなると日中は家で過ごすことが多くなる。会議や商談もリモートで行うことが慣れてきた。確かに、フォーマルな装いは不要だ。たまに鳴るチャイムで受け取る宅配さえ凌げば、どんな格好をしてても大丈夫だ。質の良い着心地の部屋着があれば充分。装飾性より快適性を重視する。家なのでより丁寧な暮らしができる。料理のレシピが増えたり、ゆったりお茶をする時間や早朝の散歩に出掛け太陽を浴びて体内時計を整えるのもいい。
…って
だからっ、ならん!!
自分でもびっくりだ。すっかり新しい生活様式を受け入れてしまっている。心地よさまで見出してるではないか。お、恐ろしい汗。よくよく考えてみると、仕事中が人目に触れる機会が減り、日用品の買い出しや対策を取りながらのお出掛けが人前に出る事になっている。
そう、これって…
在宅がオンで外出がオフとなっている!!
なんだか逆転してきたぞ…。
これはチャンス!
でも、まてよ??
どこか懐かしくもあるこの感じは…わかった!幼少の頃におばあちゃんに連れていってもらったデパートのレストランで飲むクリームソーダと似ている感覚。そう、帰郷した際に必ず連れいってもらった百貨店。
そのお出掛けのワクワク感だ。
外出を特別なものに
危うくニューノーマルにやられそうだったが、なんとか脱出できそう笑。小さな時に体験済みの「街へ出る」ことを1イベントとして少し大袈裟に捉えてその時には晴れの格好をすればいい。※霽れと褻(ハレとケ)。すでに日本の文化にはきちんと根付いてた。ささやかに非日常を楽しむ心を持てばいいのだった。
脱ニューノーマル&ミニマルの心構え
☞ひとつ、たまに会社へ出勤する時はとびっきりのオシャレをしていこう!
☞ひとつ、近所へのお出かけもクリームソーダを思い出しテンション上げていこう!
☞ひとつ、お休みの日こそが晴れ(霽れ)。オフを非日常として楽しもう!
白い靴と赤い靴下
冒頭に話題は戻ります。
数年ぶりにホワイトバックスを履こうと思います。次の出勤日には赤い靴下と合わせて会社に行きます。気分を上げて霽れの日を自分でつくるのが新しい生活様式じゃ!
あれ?それをニューノーマルって言うんじゃ無いの???
むむむ、
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