【野球ネタ】DeNAのこれまでの戦いをふりかえって
1.ハマスタの球場特性が変わった
かつては典型的なヒッターズパークと言われていたのが本拠地ハマスタです。
しかし、近年は状況が一変しました。
ウイング席導入による強風の発生で打球が押し戻されるようになりました。
さらに芝の張替えによって内野ゴロが安打になる割合が減りました。
投手にとっては夢のような状況ですが、野手にとってはやりづらい環境になっています。
特に今シーズンはNPB全体的に投高打低となっており、得点力には苦しんでいます。
数字的にも、ホームラン数はリーグ最低数となっており、打者は工夫をしないと点がとれなくなっているようです。
一方、二塁打はリーグトップとなっており、長打が出ていないわけではないようです。
石井コーチの指導で逆方向を意識したバッティングを意識していることが結果に表れているようです。
一般的に、ホームランは引っ張った打球が出やすい一方、安打や二塁打は逆方向の打球のほうが出やすい傾向にあります。
球場特性に合わせた工夫はしていると思われます。
2.防御率ほどよくないリリーフ陣
投手は防御率など表面上の数値は悪くない一方、奪三振率やK/BBなどの指標が優れている投手は少なく、特にリリーフ陣は球場特性の恩恵を受けていると思われます。
その中で、森原の貢献度が光ります。
今シーズンはクローザーを固定しない方針のようですが、調子を崩さない限り森原を固定で良いと思います。
ウェンデルケンが復帰するまでは、山崎や伊勢、石川らをうまく使いつつ、いかに森原に繋げるかを考えるのがよさそうです。
3.東以外の先発は不安も
先発陣はエースの東がQS率100%で勝ち頭。
安定したピッチングをしているうえに、長いイニングを投げれるため、首脳陣やファンからの信頼も厚いようです。
一方、それ以外の先発投手には不安もあります。
大貫、ケイ、石田の3人は指標的にはまずまずなものの、長いイニングを投げる能力に欠けます。
必要以上に引っ張った結果失点するというケースも多く、このへんは起用法にも問題がありそうです。
新外国人の主力候補とされたジャクソンは開幕から状態が上がらず、日本での適応に苦戦しているようです。
ローテ候補とされていた平良は早々に離脱し、復帰はまだ先のようです。
幸い、二軍の若手では森下と石田裕が好投しています。
状況によってはこの二人の早期デビューもありうるかもしれません。
4.盗塁成功率の改善とバントの半減
昨シーズンはチームの盗塁成功率が5割弱で、仕掛けるたびに得点の機会を失っている状態でした。
それが今シーズンは70%程度まで改善しています。
まだ向上の余地はありますが、ひとつの作戦として盗塁が機能している状態と言えそうです。
また、昨シーズンに比べて送りバントの企図数が半分程度になりました。
今シーズンは早いイニングや複数ビハインドでの送りバントが減り、一点勝負の終盤など、本当に必要な場面でのみバントをするようになったようです。
この点は大いに評価したいポイントです。
5.キャッチャー陣は安泰
リーグ屈指の打てるキャッチャーに育ちつつある山本をメインに、FA残留の戸柱と、打撃の調子を取り戻した伊藤が支える布陣です。
二軍では超有望株の松尾が控えていて、離脱時の入れ替えにも対応できます。
キャッチャーに関しては心配はいらないでしょう。
6.今年もショートは鬼門か
一方、帯に短し襷に長しなのがショートのポジションです。
今シーズンは新人の石上が打撃を買われて開幕スタメンに抜擢されました。
しかし、その後打撃不振になり二軍降格となりました。
その後複数名を起用していますが、正直どんぐりの背比べ感が否めません。
現状では京田が一方リードかと思われますが、年齢的に上積みは望めず、若手の台頭が望まれます。
京田や大和をうまく併用しながら、石上、森敬、林らの誰かが化けるのに期待するしかなさそうです。
7.総評
バウアーと今永のエース級投手が二人抜けたことから、DeNAを最下位に予想する声も多かったようです。
実際、現時点で最下位に甘んじていて、よい状態とはいえなさそうです。
しかし、今年のセ・リーグは全体的に僅差の争いがつづいており、いつ順位がひっくり返ってもおかしくありません。
筒香がDeNAが復帰したことで、チームの雰囲気は確実によくなったはずです。
一軍には呼ばれなくても二軍では好調の選手もいます。
今後の巻き返しは十分可能と分析しています。
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