【エッセイ】太陽の恵みと災い
梅雨が明け、本格的な夏が到来しましたね。
35度を超える日が続いています。
これだけ暑いと、さすがに太陽を呪いたくなるのは人間の自然な感情でしょう。
しかし、私たちは太陽から大いなる恵みを受けていることを忘れてはなりません。
また、その恵みによって生きていることをも忘れてはなりません。
旧約聖書のヨブ記には以下の言葉があります。
「われわれは神から幸いを受けるのだから、災いをも受けないわけがあろうか」
ヨブの立場は非常に潔いものだと思います。
太陽のような自然も神も、人間の都合のいいように作られてはいません。
良いことだけを受け取って、悪いことは受け取らない、ということは不可能なのです。
人間は、太陽から恵みを受けているのだから、災いもまた受け入れるべきなのです。
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