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アームの正式設置

これまで取り付けていたトーンアームは知人から貸与して頂いたものによる仮設置でした。それからは入手すべきモデル選定をし、検索活動を実施して、先日漸く手元に届いて設置が完了しました。その選定から入手までの経緯について記します。

〇ターゲットの選定条件

・中古市場での入手性が良いこと
・リーズナブルな価格であること
・出来ればDRAGON-CTで使用していたS字アームが使える事
・TX-1000に付属されていたアームベースに適合すること
・出来れば色がブラックであること

中古市場での入手性が良いこと

あまりに希少で入手性が悪いと最初に入手することも、破損時に再入手することも厳しいので、結構重要な点です。

リーズナブルな価格であること

これは法外な価格はともかく、現実的な問題ではありますね。

出来ればDRAGON-CTで使用していたS字アームが使える事

絶対条件ではないのですが、TX-1000の入手前メインのアナログプレーヤーはDRAGON-CTでした。オリジナルはストレートアームでアーム交換式で、通常のカートリッジシェルによるカートリッジの交換が出来ず、メインで使用するカートリッジ分のストレートアームが必要でした。以前オークションでAudio CraftのAC-3000のS字アームが流用できることがわかり、入手したところAC-3000MCとDRAGON-CTの有効長が同一の237mm、接続チャックも同一。DRAGON-CTは2台所有し、2か所で使用しているので2本入手してそれぞれの場所で運用中です。DRAGON-CTの純正交換用ストレートアームも数本持っているので、TX-1000と相互使用が出来れば有効活用できるという魂胆です。

TX-1000付属されていたアームベースに適合すること

これが結構重要で、ロングアーム用ベースはAudio CraftのAC-4000MC用なので、AC-4000MCの一択。スタンダードアーム用ベースはSME 3009 SeriesⅡ,SeriesⅢ,SME 3010用ですが、プレート中央の孔が大きめであり、Audio CraftのAC-3000MCが取り付け可能でアーム有効長も適合可能な範囲であることがわかりました。他のモデルでもあたらにアームベースをワンオフで作成するならば、ある意味でほとんどのトーンアームが取り付け可能になると思われます。

出来れば色がブラックであること

TX-1000の筐体がブラックであり、馴染みやすいということです。シルバーでもコントラストが映えるので絶対条件ではありません。

以上の条件ですが、3番目の「出来ればDRAGON-CTで使用していたS字アームが使える事」は絶対条件ではないものの、これを採用すると必然的にAudio CraftのAC-3000MCに決まってしまいます。4番目の「TX-1000付属のアームベースに適合すること」では、ロングアームがAC-4000MC一択となります。

仮にスタンダードアームをAudio CraftのAC-3000MC、ロングアームを同Audio CraftのAC-4000MCにしたとして、1番目の理由と2番目の選定条件について確認したところ、数量的にはそこそこ流通していそうで、価格的に程度によっては定価より高くなるものもありますが、現実的に入手可能な範囲であることが分かりました。また5番目の条件については、ブラックよりもシルバーの方が高い傾向にありました。

〇機種決定

以上の検討から

スタンダードアームは
Audio Craft AC-3000MC

ロングアームは
Audio Craft AC-4000MC

に決定しました。

〇入手

某オークションで検索通知設定、中古ショップで検索活動から、AC-3000MCについてはメール通知された候補から選択。AC-4000MCについては、オーディオショップのオンラインショップにて入手しました。

Audio Craft AC-3000MC
Audio Craft AC-4000MC


デュアルアーム正式設置完了

今回は、正式設置について書かせて頂きました。追って、使用に関してご報告出来ればと思っております。

最後になりましたが、昨年中はありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。

2025.01.01

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