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私立恵比寿中学のマネ部!15時間目レポ復習用

今回のテーマは「社会は会社で作られている!」


会社が事業を行うために必要な資金を集める手段のひとつに、株式を発行して出資してもらう方法がある。

株式は、証券取引所に上場することによって公開され、世界中の投資家たちが購入することができる。


上場することのメリット

・資金調達
・会社のステータス、知名度の向上
・世間の信用の上昇→優秀な人材を集められる


上場することのデメリット

・常に情報開示が求められる
・知名度が上がり、株主が増えることによる社会的責任や義務
・会社の維持のコストが増加



東京証券取引所(東証)の上場区分

1部
2部
マザーズ
ジャスダック(スタンダード)
ジャスダック(グロース)

これらは、東証の基準によって分けられている。
       ↓
東証1部の場合、株主2500人以上、
 株式数20000単位以上など



しかし!上場区分は今年4月から新たな3つに再編される!



東証の新区分

プライム
スタンダード
グロース



これまでの区分のデメリット

基準が不明確
・東証1部の会社が多すぎる(上場企業は3756社あって、そのうち2187社が1部)
 →最も高い東証1部の質の低下
魅力の低さ(現在、東京市場の時価総額は香港市場や中国本土市場よりも低い)



新しい区分にすることによって基準が明確化!上場基準が厳しくなったことで、プライム企業の魅力がアップし、海外投資家を呼び込むことに期待できる。

その他にも、プライムの企業には「脱炭素への取り組み」や「グローバル化」が求められている。
それによって、国内をメインにしている大正製薬やエバラ食品は1部からスタンダードに移行しているほか、逆に海外進出に成功しているメルカリはジャスダックグロースからプライムへ移行する。

しかし、プライムは1800社以上となる見込み。東証1部上場企業の8割以上がプライムに移行するなど、実態が変化する期待は薄いという意見もある

(おわり)

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