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ガンダム精神世界探索(16)「逆襲のシャア」クエスを救えなかった男たちへ…

 アムロ・シャアをはじめとする主要キャラクターの行動からその心理を読み解き、ガンダム・ワールドの神髄に迫ります。 (2000年から2006年にかけて、本サイト「MUDDY WALKERS」で連載していたものを再掲)

クエス・パラヤ…アムロVSシャアに隠れた「真の主人公」

「逆襲のシャア」の感想で、私は以下のようなことを書いた。

 この作品は、アムロ・レイの命を賭けた行為によって奇跡的な結末を迎える、感動的なストーリーです。にもかかわらず、一方でクェス・パラヤという天衣無縫な少女が多くの人を巻き込んで、同時進行的に悲劇的な死をとげるため、見終わったあと、結末に感動はするが、全体としてはかなり陰惨な印象を否めないという、非常に複雑な感情におそわれます。もう一方の主人公であるクェス・パラヤの運命が、そうさせているのです。

 私はここで、アムロに疎まれ、シャアに利用された結果、無惨な死を遂げた少女のことを「クエス・パラヤ問題」と名づけ、いずれ考察しようと思い、そのまま一年以上も放置してきたところ、読者の方から「楽しみにしています」という励ましをいただいたので、改めて「クエス・パラヤ問題」を俎上にあげてみたいと思う。

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アムロ・シャアをはじめとする「機動戦士ガンダム」の主要キャラクターの行動からその心理を読み解き、ガンダム・ワールドの神髄に迫ります。 Vol.3では、逆襲のシャア時代のシャアの心理、また、シャアとアムロそれぞれの女性関係について掘り下げています。 (2000年から2006年にかけて、本サイト「MUDDY WALKERS」で連載していたものを再掲)

アムロ・シャアをはじめとする「機動戦士ガンダム」の主要キャラクターの行動からその心理を読み解き、ガンダム・ワールドの神髄に迫ります。 Vo…

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