見出し画像

僕が乃木坂46を好きになった理由

AKB48が国民的アイドルとして絶頂を迎えたのは、2011年の第3回AKB選抜総選挙だと思う。

2009年から始まったAKB選抜総選挙(今年は開催中止)

2009年の初年度は1位、2010年の第2回は大島優子に負けて2位だった前田敦子が再び1位に返り咲き

「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください!」という名言が生まれた時です。

2011年のこの頃は完全にAKBブームで、少なからず僕もAKBをメディアで観る機会が多かったので興味は持っていたし、CDを買ったりとか握手会に参加するみたいなことはしなかったけど、彼女らの番組は観ていたし、曲もメンバーの名前もそれなりに知っていた。

前田敦子が1位に返り咲き、前田敦子のスピーチが伝説になり、「AKB人気すごいな!」と思っていた僕はこの時こんなことを思っていました。

世間が誰も知らないデビューした初期から応援してる人は、きっと今のAKB人気が嬉しいだろうし、初期からの前田敦子推しはもっともっと嬉しいんだろうなって。

僕はそれをお笑いコンビのキングコングで経験している。

自分が初期から応援していた人らが成り上がっていく成長過程を見ていくのは楽しかったし、自分に先見の明があることが証明できて嬉しかった。

「アイドルでも同じ気持ちが味わえるのかな?」

僕の中でそういう気持ちが芽生えていた。

そんなAKBがアイドル界のトップに君臨していた2011年8月に、とあるアイドルグループが結成された。

何やら同じ秋元康プロデュースで、AKB48の公式ライバルという看板を掲げている。

そのアイドルグループは今、アイドル界のトップに君臨する乃木坂46だった。

その時はまだ、また秋元康がアイドルグループ立ち上げたのか程度にしか思っていなかった。

だけどその後すぐに、こんなニュースが飛び込んできた。

まだ結成して1ヶ月程度のド新人アイドル・乃木坂46にいきなり冠番組が与えられたのだ。

番組名は「乃木坂って、どこ?」(現「乃木坂工事中」)

これに僕は度肝を抜かれた。

AKBには秋葉原、SKEには栄、NMBは難波に劇場が与えられていて、毎日公演が行われている。

乃木坂46は、AKB48グループと差別化を図るために専用の劇場を持たせないで活動するとのこと。

劇場を持たせない変わりに冠番組を与えて、そこを彼女たちのホームにするということ。

僕はこれを知って、「デビュー間もないアイドルを初期から応援したらどうなるのか?」の実験ができると思った。

当時は北海道に住んでいたから、ライブや握手会には行けないけど、毎週「乃木坂って、どこ?」を観ているだけでも、彼女たちの成長過程を観ることができると思った。

僕が坂道グループのことを好きなのは、僕を知っている人ならもうそれなりに知っているだろうけど

「僕がなぜ坂道グループを好きなのか?」の理由は知らない人が多いと思う。

僕は自分の仮説・検証のために乃木坂46を初期から観てきたのです。

言い方が悪いかもしれませんが、たまたまそれが乃木坂46だっただけです。

そして実験結果は見ての通りで、彼女たちの成長過程を観るのはめちゃめちゃ楽しかったし、愛着も湧いてくるから、どんどんグループやメンバーも好きになりましたとさ。

8年前の当時は、乃木坂46がAKBを引きずり下ろしてトップアイドルになると思わなかったし、ここまで大人気になるとは思わなかった。

こんなに乃木坂を好きになる自分がいたなんて、想像もできなかったことです。

さてさて、これから乃木坂46の全国握手会に行ってきます。

乃木坂46初代キャプテン・桜井玲香が卒業し、2代目キャプテン・秋元真夏になってからの初めての全握です。

写真は乃木坂46 OFFICIAL WEB SITE から拝借しました。

2019/09/08

飛田将行 とびたまさゆき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?