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整骨院と整形外科、どちらに行けばいいかわからない

スポーツや日常生活でケガをしたとき、または慢性的な痛みを感じたとき、整骨院と整形外科のどちらに行けばいいのか迷う方も多いですよね。それぞれの役割や特徴を知って、うまく使い分けていきましょう!

ちなみに私は整形外科でも勤めた経験がありますし
整骨院を開業して17年です。
どちらのメリットもデメリットも理解しています。

整骨院と整形外科の違い

まず、大きな違いを説明します。

整形外科とは?

• 医師が在籍し、レントゲンやMRIなどの画像診断が可能
• 骨折、脱臼などの 重度のケガの診断と治療 ができる
• 薬の処方や手術などの 医療行為 が可能

整骨院とは?

• 柔道整復師(国家資格)が施術を担当
骨折や脱臼の応急処置(医師の同意があればその後の施術も可)
捻挫・打撲・肉離れの施術身体のバランス調整 に特化
• 手技療法やテーピングなどを用いて 自然治癒力を高める 施術がメイン

また「整形」の中にも
総合病院や大学病院の中規模整形外科はその名の通り「外科手術」を得意とする
金槌やミノやドリルを使って宮大工の様な大胆且つ精密な作業をする事ができる
スペシャリストです。

赤坂離宮の様な超高級な中華屋を想像してください

一方、医療ビルなどのフロアーで個人開業している整形は手術室の無い
言わば「整形内科」
フカヒレやアワビはメニューにないが小籠包の美味しい街の本格中華屋です。

整骨院は手術が出来ないが外傷の施術の上手い整骨院
チャーハンや餃子の美味しい街中華

肩こり腰痛や体のバランスといった生活習慣病に近いものを得意とする整骨院があります
チェーン店の中華料理やさん

赤坂離宮 本格中華 街中華 チェーン店中華
あなたならお子さん連れて何処に食べ行く?

こんなときはどっちに行くべき?


整形外科が向いているケース

骨折や脱臼の疑いがある(強い腫れや変形がある)
レントゲンやMRIでしっかり検査したい
病院のリハビリが必要(手術後のリハビリなど)
痛み止めや湿布などの薬が欲しい

整骨院が向いているケース

捻挫や打撲、肉離れのケアをしたい
慢性的な肩こりや腰痛、関節の不調を改善したい
スポーツでのケガを早く回復させたい
姿勢や身体のバランスを整えたい

ここで大事な判断材料となるのが
子供が帰ってきた時に「痛い」訴えが会った時に
「いつ」痛めたのか
「その後」やった直後は痛かったが少し楽になってスポーツを続けることができたのか
あるいはそこから痛みが強くて全く動けなかったのか?
そして数十分から数時間後に痛みが強くなってきたのか
それともものすごくずっと痛いのか?

靭帯や筋肉の損傷はやった直後は非常に痛いのですが
その後落ち着くと意外と動けます。そして帰宅時間に痛みで動けなくなったり歩けなくなったりします。

骨折の場合は直後から動けないくらい痛い みるみるうちに腫れる
痛みが少し引いた時間は全くない
この場合は整形内科に直接連れていくのが正解です


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