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成長期にプロテイン摂取により筋力増強は骨の成長にどのような影響を与えるのか

成長期のお子さんにプロテインを摂取させることについて心配されるお気持ちはよく理解できます。
「プロテインは、私たちの体を構成するたんぱく質の供給源であり、筋力や骨の成長、また身体全体の健康に欠かせない栄養素です。成長期のお子さんにとっては、特に重要な役割を果たします。ただし、バランスが大切です。


まず、プロテインが骨の成長に悪影響を与えるという科学的な証拠はほとんどありません。むしろ、適切な量のたんぱく質は、筋肉と骨の健全な発達を支えるとされています。ただし、過剰摂取は腎臓に負担をかける可能性があるため、注意が必要です。


プロテインをサプリメントとして摂取する場合は、食事から十分なたんぱく質が摂れているかどうかを見直すのが先決です。たとえば、肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などをバランスよく摂取できているなら、追加のプロテインは必要ない場合も多いです。


また、プロテインの摂取と併せて、カルシウムやビタミンD、適切な運動も骨の健康には欠かせません。成長期には骨密度を高めるための運動、例えばジャンプや走るような負荷がかかる活動が効果的です。

また身長を伸ばすためには、カルシウムやビタミンDだけでなく、全体的な栄養バランスが重要です。以下に、特に重要な栄養素と、それを多く含む食材を5つ挙げます。

1. たんぱく質

必要性:骨や筋肉、組織の成長と修復に必要。
多く含む食材は
• 鶏むね肉、魚(特にサーモンやツナ)
• 卵
• 大豆製品(豆腐、納豆、豆乳)

2. 亜鉛

必要性:成長ホルモンの分泌をサポートし、細胞分裂を促進。
多く含む食材は
• カキ
• 赤身の肉(牛肉、豚肉)
• 種実類(カシューナッツ、アーモンド)

3. マグネシウム

必要性:骨の成長や筋肉の正常な機能を助ける。カルシウムの吸収をサポート。
多く含む食材:
• バナナ
• ほうれん草
• 玄米

4. ビタミンC

必要性:コラーゲンの生成を促し、骨や軟骨の健康を保つ。
多く含む食材:
• キウイ
• パプリカ(赤・黄)
• イチゴ

5. オメガ3脂肪酸

必要性:骨の健康を維持し、成長期の脳機能もサポート。
多く含む食材:
• 青魚(サバ、イワシ、サーモン)
• クルミ
• 亜麻仁油


プロテイン摂取については筋肉の成長だけでなく骨の成長にも必要だとご理解頂けたと思いますが、ここで更に注意して頂きたいのが
筋肉の強化が過剰になると、筋肉が骨を引っ張る力が増し、骨の構造や成長に負荷をかける場合があります。これにより骨の自然な発達が妨げられる可能性があります。

筋肉が多くついているのと筋肉が硬いのはイコールではありません。
柔らかい筋肉が瞬間的に固くなることで瞬発力を生み出すことから筋肉は力を抜いている状態では柔らかくなければならない、そのためには柔軟(ストレッチ)が非常に重要な役割を占めます。

それでも小学生のサッカーであれば1日で多い日は3試合、野球でも1日で2試合と
体が出来ていない低学年なのに何故かハード日程の大会が非常に多い
プロサッカーであれば多くて週2試合、高校サッカーでも中3日
女子高校サッカーは何故か連日試合
当然筋肉は疲労し固くなり肉離れを起こす可能性が高くなります。
勿論、疲労でパフォーマンスも落ちてきますので決勝戦がダラダラな試合になる場合もよく見かける事があります。

そんな過酷な状況下でもパフォーマンスを引き出し怪我の防止に役立つテーピング等をパパママが学べば「怪我の予防」「痛くてもプレーできる」


このテープで脚力、キック力が上がります。  高校サッカー名門校のキャプテン

ご興味のある方は↓

治療家として30年
現役、千葉県で整骨院を開業して17年
とびの涼介
アスリートの怪我や痛みを専門とする整骨院です


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