
テーピングでケガの予防ができるのか知りたいテーピングの正しい使い方!固定と予防とサポートの違い
耳で学ぶラジオ↓
テーピングはスポーツや日常生活での怪我の予防、回復のサポートにとても役立つものですが、「固定・予防・サポート」 の違いを理解して正しく使うことが大切です。
間違った巻き方をすると、逆に動きを悪くしたり、血流を妨げたりすることもあるので注意しましょう。
では、テーピングの役割と使い分けのポイント を詳しく解説していきます!
テーピングには、大きく分けて「固定」「予防」「サポート」 の3つの目的があります。
固定(ケガをした後の処置)
目的:損傷した部分を動かないように固定し、悪化を防ぐ
対象:捻挫・肉離れ・骨折・靭帯損傷など
ケガをした直後、特に 靭帯損傷(捻挫) では、不安定な関節を固定することで回復を助けます。
この場合、動きをしっかり制限することが大事です。
また、応急処置としてアイシングと一緒に行うことで腫れを抑える効果もあります。
(腫れ)内出血の中身は
1. 血液(内出血)
• 捻挫や打撲などで 毛細血管が傷つくと、血液が漏れ出す
• 皮膚の下にたまると 青あざ(皮下出血) になります。
2. リンパ液・組織液
• ケガをすると 細胞がダメージを受け、リンパ液がしみ出す ことがあります。
• これは傷ついた組織を修復しようとする 体の回復反応 です。
3. 炎症性物質(サイトカインなど)
• 体はダメージを受けると 「修復しろ!」と指令を出す化学物質(サイトカイン) を放出します。
• これが血管を広げ、腫れや熱を引き起こします。
なのでアイシングは非常に重要となります。
予防(ケガをしないための対策)
目的:ケガを未然に防ぎ、関節や筋肉を保護する
対象:試合や練習前のウォーミングアップ、慢性的な関節の不安定性
ケガをした経験がある人は、一度痛めた部分をまた痛めやすいです。
そのため、テーピングを使って関節を安定させることで 捻挫や筋肉の負担を軽減し、怪我のリスクを下げる ことができます。
この場合は、伸縮性のあるテープ(キネシオテープなど) を使うのがポイントです。
血流を妨げずに、筋肉のサポートをしながら自由な動きも確保できます。
サポート(運動時の動きを補助)
目的:動きを制限せずに、関節や筋肉をサポートする
対象:ケガからの回復期、関節が弱い部分を支える場合
完全に固定するわけではなく、ある程度の可動域を残しながら、関節や筋肉を適切にサポートすることが目的です。
特に リハビリ中の選手 や 慢性的な痛みを抱えている人 におすすめです。
この場合も キネシオテープ を使うことが多いです
テーピングを正しく使うためのポイント
テーピングは、正しく使えば ケガの予防・回復・サポート にとても役立ちます!
逆に間違った使い方をすると、逆効果になることもあるので、目的に合わせて適切に使い分けていきましょう。
もし「こんな場合はどうすればいい?」などの質問があれば、ぜひコメントしてください!
ご両親ができるテーピング方法や応急処置を学べる動画教材、中には無料体験できる動画教材も収録されていますのでに興味がございましたらリンクから詳細をご確認ください