胎児の双子ちゃん
小さい・・・。
小さい双子ちゃんです。
まだお腹の中で7ヶ月しか経っていなくて、
声をあげずに産まれてきてしまいました。
お母さんお父さんはあなたたちの声を
とても楽しみにしていたことでしょう。
まだお母さんは入院しています。
退院されてくるまでの間、
きれいなかわいい姿で安んでいられますように、と
お母さんに抱っこしてもらえる準備をします。
双子ちゃんをいっぺんに亡くしてしまうなんて、
胸が締め付けられる程、苦しいです。
とても小さなお柩でさえ2人には大きくて
このような死はため息しかでません。
小さな桶にお湯を張って身体を洗ったら
細いウンチが浮かびました。
お母さんのお腹の中で確かに生きてきた2人です。
お風呂の後は肌着をお着せし、
おくるみでお包みしました。
そしてお母さんが退院してくるまでは、
藤のベットで2人で仲良くゆっくり安んでもらいました。
もうすぐお母さんに会えるから、と
お母さんお父さんの変わりに、
毎朝毎晩抱っこして過ごした双子ちゃん。
抱っこするたびに私の想いも溢れました。
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あれから何年経ったのでしょうか?
お空に上がってどうしてますか?
今は、何をしてますか?
また2人で双子ちゃんとして仲良く過ごしていますか?
どうか、ご家族にご縁が続いていますように。
お祈りしています。
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湯灌納棺・特殊修復 統美
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