冬場に多発!ヒートショック!
皆様こんにちは。
いつもありがとうございます。
今日は、冬に最も気をつけてほしいお話をしたいと思います。
年間1万7千人
実は・・・
この数字は、ヒートショックの影響による年間の死亡者数なんです。
・・・・・・???
この数字は、多いのか?少ないのか?
交通事故死亡者数で比較したところ、
2021年度の交通事故死者数は、全国で2636人でした。
なんと約6倍を上回る数字です。
冬になると、
ヒートショックで亡くなる方が多いと言われていますが、
これは、本当のことなんです。
ヒートショックとは?
ヒートショックは、温度差によって血圧が急に上下に変動し、
心臓や血管に異常が生じることで起こります。
ヒートショックは誰にでも起こりうる健康障害ですが、
特に以下の条件にあてはまる人は、発症リスクが高いといわれています。
心・血管系が弱ってきた高齢者や、
もともと病歴・持病のある人は、血圧変動の影響を受けやすく、
ヒートショックのリスクが高い傾向にあります。
そのため、
1年間を通しても寒くなる11月から3月ぐらいまでは、
死亡者数も増加します。
その中でも、急に増えるのはお風呂で亡くなる方です。
我が家もそうですが、リビングはとても暖かくしているのですが、
リビングから出ると廊下もトイレもお風呂場もとても寒いです。
寒暖差が身体にもたらす影響は非常に大きいのです。
ご自宅の寒暖差には十分にご注意ください。
ヒートショックを防ぐには。
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
(2)湯温は 41 度以下、湯につかる時間は 10 分までを目安 にしましょう。
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
(4)食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。
(5)入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらいましょう。
特に、お風呂に入る前に脱衣所や
お風呂場を暖めておくことをおすすめします。
お風呂の浴槽に入る時もゆっくり、
シャワーやかけ湯を足からして、
心臓に負荷がかからないように心がけてほしいと思います。
冬は、お風呂場で具合が悪くなり、
そのまま死亡される方が本当に多くなる季節です。
そして、お風呂から出たことを確認せずにご家族が寝てしまい、
次の日に冷たくなっている故人様を発見するようなケースもあります。
この時期は『起こるかもしれない』を心において、
家の中にいてもご家族同士気にかけ合いながらお過ごし下さい。
各地域のヒートショック予報もご参考にどうぞ!
今年の冬も、とても寒くなる予報が出ています。
ひとりひとり大切な人・大切な命をしっかり守り、
寒い冬を一緒に乗り切りましょう。
湯灌納棺・特殊修復の有限会社統美
https://toubi-tokyo.com/