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経営視点のマーケティングを“疑似経験”できるボードゲームを作ってる

※Marketing Townのホームページができました→https://marketingtown.jp/

はじめまして。飛田恭兵(@tobi_pm)です。

このnoteを開いてくださりありがとうございます。
私は現在、"マーケティングタウン"という、経営視点のマーケティングを“疑似経験”できるビジネスボードゲームを作っております。

普段は想いの部分をインターネット上で口に出すのが苦手なのですが、26年間の人生の集大成とも呼べるプロダクトにできそうなので決意表明も兼ねて、『なぜ私がマーケティングタウンを作っているのか』を残しておきたいと思います。

"年商100億円の事業を作った" とか "10万人のフォロワーがいる" とかそんな実績があるわけでもありませんし、学歴があるわけでもありません。

ずっと人生"そこそこ"で生きてきて、起業して最初の事業も畳んでいるような人間のnoteですが、お付き合いいただけますと幸いです。


初めて知識が腹落ちしたのは”ボードゲーム”だった

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私は商業高校出身で高校時代に経営や経済について学んだり、簿記の資格をとったりしていました。
大学も経営学部で、高校時代よりも専門性の高い内容を学んでいました。

しかし、いくら勉強しても、資格をとってもイマイチ身についている気がしませんでした。


そんな時、大学の講義で「マネジメントゲーム」というマネジメントや経営を擬似体験できるボードゲームに出会いました。あのSoftBankの孫さんもヘビーユーザーで役員研修等にも使っているんだとか。

そのゲームをプレイした時、まさに「なるほど!」と今まで学んできた知識がパズルのように組み合わさり腹落ちしました。

その後、私はマネジメントゲームの虜になり、1年間は講義を履修、卒業までの3年間をアシスタントとして関わり続け、約300人の生徒のサポートをしました。


そのとき「経営を学ぶなら座学よりデモンストレーションの方が絶対に効率がいい!」と感じました。

その方法としてマネジメントゲームというボードゲームは最適だなーと感動すら覚えていました。


しかし、マネジメントゲームを繰り返しプレイする中で『マーケティングの要素はあまり学べないな』という考えも大きくなっていたこともあり、漠然と『マーケティングを体感できるボードゲームを作れないかなー』とも考えていました。


経営を学んだことのある人が少ない

私は大学を卒業後、財務系のコンサルティング会社に就職しました。
その後、独立し自分の会社を経営しながら、スタートアップカフェ大阪という無料で起業相談のできる施設のコーディネーターとしてお手伝いもしています。

そのような経歴のため比較的、経営者や起業家、起業家の卵の方と関わる機会が多かったです。


しかし、そういった方々の中でもかなり多くの方(体感で7割くらい)が「経営を学んだことがない」とおっしゃられていました。

もちろん経営を学ぶことが必ずしも必要ではないのですが、『そんなに少ないんだ』と感じました。


経営者や起業家の方でそうなら、サラリーマンの方はもっと少ないんじゃないか?と思い、マーケティングタウンのイベント中に『マーケティングや経営を学んだことがありますか?』と質問するようにしているのですが、やはり8割くらいの方は「学んだことがない」という解答。


そりゃ今知らなくて困らない知識を「わざわざ改めて学校に行ったり、分厚い本なんて読まないよなー」と思う反面、

ビジネスマンなら絶対知ってた方が得だから気軽に学べないかなーとも考えていました。


奨学金の返済のためにボードゲームを5000個売ろうとしていた男との出会い

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これが『マーケティングタウンを作ろう』となった決定打でした。

マーケティングタウンのゲームシステムを構築した山本龍之介(@ruleartist )との出会いです。


彼とは知人の紹介で出会ったのですが、彼は出会った当時『奨学金の返済のためにボードゲームを5,000個売ろうと思っている』『ボードゲームで食べていけるようになりたい』と話していました。

そのときに「ボードゲームで奨学金返すのって5000個売る以外の方法もあると思うんだけど…」「ちなみにマーケティングを学べるボードゲームを作りたいと思ってて」と話したのが始まりでした。


私はその場で彼のボードゲームに対する想いや、彼の考えるボードゲームの可能性、ボードゲームで表現できること、ボードゲームを通して実現していきたいことを聞きました。

その時に「私のボードゲームは彼と作りたい」と思い、「一緒に作ってくれないか」とお願いしたところ快く承諾してくれ、開発がスタート。


そこから、あれよあれよと話は進み気がつけば出会って3ヶ月でβ版が完成しました。


3ヶ月で出来たプロダクトで大丈夫なの?と心配になるかもしれませんが、これは私がマネジメントゲームをプレイした18歳からマーケティングをゲーム化するために考え続けた必要な要素、ゲーム性。
山本龍之介が幼い頃からずっとボードゲームをプレイし、自分自身が作る側になるためにボードゲームの構成要素を体系的に捉えていた土台があったからこそのスピード感だと思っています。

マーケティングタウンの現状

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現在マーケティングタウンのプロダクトとしての完成度は60%くらいです。

ゲームシステムは完成しβ版を80名ほどにプレイしていただきました。
そして本版のデザインやコンポーネントを現在制作中です。
(※現在のデザインは私が仮で作ったものです。)


本版のデザインは妥協したくなかったので、

『なんとか前田高志(@DESIGN_NASU)さんに!!』と思い、

受けて下さるか不安を抱えつつお願いしてみたところ…


※このあとスパークリングワインを開けました。


また、マーケティングタウンのβ版完成記念プレイイベントでは…

多くの方から嬉しいお声を頂きました。


そしてアンケートでは

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このような結果を頂きました。
※『高評価して!』とはお願いしていないです!(笑)
無言の圧力にならないように匿名解答にしました。


また、当日は経営者の方が多かったのですが、

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良いコミュニケーションツールとしても使えそうな予感がしました。


マーケティングタウンの今後

そしてみなさんがマーケティングタウンのプレイする具体的な手段なのですが、マーケティングタウンはプロダクトそのものの原価がかなり高くなってしまうため、一般流通はさせないと思います。

その代わりに、企業研修等で多くの方にプレイしていただける環境を作っていければと考えております。

ちなみにマーケティングタウンは2019年1月19日に20代100名でプレイする、マーケティングタウン本版完成イベントを開催致します。(大阪で)

もしご興味のある方はこちらにご参加ください。


さいごに

長くなりましたが、これが私のマーケティングタウンを作る理由です。

拙い文章で伝わならない部分も多かったかもしれませんが、最後までお付き合い頂きありがとうございます。

今後とも、マーケティングタウン共々よろしくお願い致します。


※Marketing Townのホームページができました→https://marketingtown.jp/

※2018/12/4 追記

このマーケティングタウンのゲームシステムを構築した山本龍之介(@ruleartist )が

「マーケティングタウンがどんなゲームなのか」

をnoteにまとめてくれました!
マーケティングタウンがどのようなゲームか気になった方はぜひ、こちらも読んでみてください。

※マーケティングタウンに関して何か気になることがあればDM(@tobi_pm)まで。

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