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きらめ樹セルフビルド物語Vol.23②僕たちの家の木はこんな森からやってきている

富士山での搬出はまだまだ続きます。
今回は御殿場市の森の搬出のお話です。

富士宮市から1時間くらい離れた御殿場市の森、ここは若夫婦の山主さんで、10年くらい前からきらめ樹の整備を続けている森です。

山主さん、明るくなった森をファイヤースペースとして活用


きらめ樹のイベントも良く行われ、小学生たちが伐採の体験をしてきた森でもあります。


2021年11月、今日は小学生達のきらめ樹伐採体験会!スタッフとして参加致しました。
子供達がノコギリを使って木を伐採、搬出をしました。
僕の感想〜
・男の子と女の子が協力して楽しんでいる姿を見れたこと!
・学校の中では積極的ではないある女の子が、森の中では誰よりも積極的だと先生から聞いたこと。
・上手い、下手など関係なくみんな100点であること。
・搬出の説明をする前に積極的に丸太を搬出し始めたこと(笑)
・新しいきらめ樹スタッフさんと出会えたこと。
などなど沢山の気付きと刺激的な一日でした〜

そんな子供たちが森の整備に一役かってくれた御殿場の森なのです。
あーこんな場所から僕たちのログハウスの材はやってきたんだなぁ〜
感慨深いものがあります。

御殿場へ通う日は続きます。
僕たちがセルフ製材をしている間に、きらめ樹仲間が御殿場での搬出を手伝ってくれました。
道路脇にまで短い2m材を集めてくれました。
有り難や〜

御殿場へ向かう道中

今日は4m材の搬出と長物の積み込みの日です。
50本弱あります。

きらめ樹長材の積み込み

2往復で10本積めるかです。
地道な搬出作業が続きます。

日を改めて2トンロングのトラックを借りて来ました。

午前中に長物の4m材を積み込みます。

富士宮市までこれから一時間かけて運びます。

荷台に板を二枚かけて丸太を転がして下ろす方法を教えて貰いました。

積むとき大変ですが、下ろす時はあっと言う間です。

この後、事件が起きました(汗)
きらめ樹工房の前の空き地を管理者に許可を頂いて丸太を置かせて頂いたのですが、近所のおじいちゃんがやって来て、「ここに丸太なんぞ置いてはいかん💢」
「おかせない💢」と頭ごなしに怒ってきました。
ここで、大西さんが、「ちゃんと許可を取っていますから問題ない!」

右、大西氏


するとおじいちゃん「誰に許可を取ったんだ💢」
大西さん「ここを管理している社長だよ!」
だんだん2人がヒートアップしていきます。
おじいちゃん「社長の名前を言ってみろ💢」
大西さん「知らなねぇよ💢」「そこの市場の社長だよ」
おじいちゃん「おれが行って許可を取り消してやる💢」
そうして2人は襟元を掴み合い、殴り合いになりそうに(汗)💦
そこで僕たちが「ちょっとちょっと、落ち着いて!」と割って入りました。
2人を残して目の前にある市場に確認をしに行きました。
社長さんは留守でしたので、電話をして頂き、再度確認をした所、丸太を置いても問題ないと返事を頂きました。
それを伝えにいくと、もうおじいちゃんはおらず??
大西さん「2週間だけ置くことで、方をつけた!」
なんだよ~和解してるやん(笑)
ちょっとお酒の入った大西さんVS村の頑固おじいちゃんでした。
Kちゃん(うちの奥さん)曰く、「初めてドラマみたいな喧嘩?みたよ~」
ここに丸太を置かせて貰えて良かった(^^)
二人共に感謝です。
これも『きらめ樹セルフビルド物語』の一つです。

この日、御殿場へ2回戦!
残りの2mの短材70本を積み込みました。


 一回戦で下ろした丸太は、きらめ樹工房でセルフ製材をしていきます。
2回戦のこのトラックに積んだ2mの短材は、一旦喧嘩のあったあの場所に保管して頂き、後日丹波篠山の敷地まで運びます。

そんな事で、富士宮市と丹波篠山市をこの後も行ったりきたりすることになります。


つづく





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