絶対必見!「ブランディング×採用」人事評価制度がもたらす意外な効果!
はじめに
こんにちは、株式会社Tobe-Ruの福島です。
今回は一番ご相談が多い「採用」の話です。
ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、採用を考えるうえで使えるフレームワークをご紹介させていただきます。
求職者にアピールする際の4P
マーケティングの4P(Product・Price・Place・Promotion、製品・価格・販売チャネル・販促)があるように、特に求職者に対してアピールをする際の4Pというものがあります。
①Philosphy 理念・価値観
②People 同僚・先輩後輩
③Proffession 仕事
④Privillage 待遇
① Philosophy (理念・価値観)
まず、「Philosophy」は医院の理念や価値観を指します。医院が大切にしている信念や、スタッフに期待する行動指針です。例えば、「患者第一の姿勢」や「チームワークを重視する文化」「予防中心の考え方」といった価値観です。
② People (同僚・先輩後輩)
次に、「People」は職場の人間関係やチームの雰囲気を指します。良好な人間関係は、職場の満足度やパフォーマンスに大きな影響を与えます。例えば、職場のアットホームな雰囲気や、先輩がしっかりとサポートする体制、プライベートでの付き合い方、院内の飲み会などが当てはまります。
③ Profession (仕事)
「Profession」は、仕事そのものや求められる専門性を指します。医院が求めるスキルや仕事内容を明確に伝え、求職者が自分の能力を最大限に発揮できる場であることを示しましょう。
④ Privilege (待遇)
最後に、「Privilege」は待遇や福利厚生を指します。給与や休暇制度、福利厚生(スキルアップやキャリアアップを支援する制度を含む)が当てはまります。
4つのP全てを満足させることを目的にするのではなく、現状、
今いる従業員はどの点に満足して働き続けているのか、これから医院がどの点を打ち出したいのか明確にし、採用活動を続けることが大切な考え方です。
個人的には①Philosophy (理念・価値観)が確立できれば、他医院との差別化、エンゲージメントへの貢献が期待できるので、ここを打ち出すことをおススメします。
但し、① Philosophy (理念・価値観)を浸透させるには、時間と労力が必要で、大変な作業になります。人事評価制度はこういった浸透にも一役買ってくれる制度ですので、ぜひ人事評価制度を作ったことがない方も検討お願いします。