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モチベーションの源泉と自己実現
こんにちは、株式会社Tobe-Ruの福島です。
前回の自己開示のお話に続き、モチベーションや自己実現につながる、院内でできる面白いワークショップをご紹介させていただきます。
自己実現とは何か
マズローの欲求5段階説の一番高次に位置されていることでもご存じの方が多いのではないでしょうか。
自己実現とは、「自分のやりたいこと、できることを最大限活かして、それが社会や他者への貢献」に繋がっていることです。
院内スタッフの自己実現を考えた場合、スタッフのやりたいこと、できることを実践し、それが医院の成長貢献に繋がっていたり、医院の理想としている姿に近づいていれば自己実現できていると考えていいでしょう。
逆に、自分のしたいことだけをやっていても、それが医院の貢献に繋がらない場合、それはただの自己満足であり自己実現とは言えないということです。
さらに、医院の期待ばかりに答えて、それが自分のやりたいこと、できることではない場合はそのスタッフさんの自己実現には繋がらないということです。
上記を簡単にまとめると、自己実現の成立させるためには、
・自分のやりたいこと、できることを最大限発揮する
・(発揮したことが)医院へ貢献することに繋がる
この2点が必要となってきます。
ところが、多くの先生方とお話をする中での現状は、
・ビジョンやゴールを語っている方は多いですが、色んなビジョンを語りすぎてしまい、「結局どこを目指しているの?」「私たちに何を期待しているの?」となっている
・逆にビジョンやゴールを語らずに自己目標だけを作成させている
・スタッフさんのやりたいこと、できることを把握していない
このように、残念な医院さんが多い印象です。
こういった背景から院内で行えるワークショップをご紹介させて頂きます。
本ワークの意義は、
①ビジョンやゴールを改めて認識ができる
※発信側の先生と受け手側のスタッフさんとの認識違いを防ぐことができる
②自分がそのゴールに対してどんな貢献ができるかを考える
個人目標へつなげると尚良し。
③自分の弱みをさらけ出すことで、自己開示ができる
(詳しくは前回のメルマガをご参照ください。)
④お互いにフィードバックをすることで、あらたな気付きが得られる
![](https://assets.st-note.com/img/1735016969-veRmyQl4g5JpKf1cjbUHi0tk.png?width=1200)
【進め方】
①医院のゴールを院長から説明
※このときにスタッフさんに「共通」の言葉で医院のゴールを書いてもらう
②私が貢献すること、苦手なことをまずは自分で書いてもらう
③スタッフさん同士で紙を交換し、他者視点で記入をしてもらう
最後に、
自己実現の話をさせていただきましたが、スタッフさん自身も現状への満足やそもそものモチベーションが変わったなど、環境が変わります源泉は変わります。医院も社会環境の変化や院内体制の変化でゴールが変わることがあると思います。
半年に1度、もしくは最低でも1年に1回はこのワークを実施することをお勧めします。